2016-01-01から1年間の記事一覧

台湾人の母語

海外に行くとき多少は現地の言葉を使いたいですよね。台湾に行くときは国語である中国語を覚えるか、台湾語(台語)を覚えるかで迷うことになりますが、結論から言えばよっぽどの愛がない限り中国語を覚えた方がよいでしょう。理由の一つには台湾語(台語)を学…

台湾人の「の」好き

台湾人の親日について、大きく分けていわゆる哈日族と言われる日本好きの若者と、日本統治時代の老人とありますが、当然割合で言うと後者の方が多いわけで彼らは日本の歴史認識について興味がある訳ではありません。(哈日族はアニメやアイドルなどが好きない…

台湾人の日本精神

よく李登輝さんなどが言ういわゆる日本精神というやつ。実際彼と同世代の台湾人にどの程度残ってるのかということに関し、言ってもそれほどではなかろうと思ってたんですが、何人か会ってみると意外に残っていてちょっとびっくりしました。国民党の教育のせ…

国民のアイデンティティーと時間

台湾人に友達がたくさんいますがもちろん政治的な話をよくする人としない人がいます。当然といいますか、台湾独立派本土派の人との方が話が合いますので僕の知識も片寄りますが、というか今のところ統一を主張する知り合いはいないんですが、今日は外省人と…

日本語世代のおばあちゃん

台湾は宜蘭在住現在86歳のおばあさんに会ってきました。友達になった台湾人のおばさんにあたります。まあ普通に日本語がペラペラで。戦前は本土に来たことがないというのにあまりに堪能でびっくりでした。お父さんが将来のために日本語が上手くなるように日…

k先輩の権威主義

さて久しぶりに登場いただくk先輩。以前はよく朝日新聞の記事をFacebookでシェアしてました。去年の朝日新聞の訂正問題の後さすがにあまりしなくなったようですが…。最近はハフィンポストなんかをシェアしてるみたい。う~む、なんかこういうのを権威主義的…

海軍の飛行機乗りだった台湾人

この辺り(がどれぐらいを指すのかは判りませんが)では「老兵」はもう二人しか残っていないということでその内一人のかたとお会いできました。残念ながら体調が優れずあまり話せませんでした。前回同じく日本語世代の方と話したときは未だに日本語の本を読む…

アイデンティティーと誇り

台湾人の王さんのお父さんは昭和三年生まれ。もうだいぶ前に亡くなってますが、お父さんは当時の思い出を何か言ってましたかと質問したところ具体的な話はなかったんだけど、「誇りに思っていた」とのこと。この「誇り」という言葉ね。日本人が使うとまるで…

反日から親日になった台湾人

宜欄の夜市の近くのお店のご紹介。お菓子を売ってるだけに見えますが中では拘りの珈琲が飲めます。俺はあんまコーヒーは分からないけど一緒に行った黄さんは誉めてました。師匠は日本人らしい。日本製の器具を使ってたよ。さてこのお喋りなおっさんなのです…

柯文哲の人気下降と台湾原住民の国民党への支持

当初大変な人気を誇った台北市長、柯文哲(通称柯p)ですが最近人気が下降の一途を辿っているそうで。 理由を聞くと強引なやり方や高慢な態度などがあるようです。ウェンディーのお母さんは彼は医者で政治家ではなかったと。大変優秀なお医者さんだったそうで…

再び死刑について

最近台湾で起きたショッキングな通り魔事件。私が来る前に起きた事件ですがやはり今もしばしば大きな話題となります。私の知る台湾人に関しては死刑に消極的なのはビビちゃんぐらいでしょうか。彼女が言うには法律を勉強した人に聞くとみな反対だと。まあど…

浜田和幸議員の日本のこころを大切にする党からおおさか維新の会への移籍について

浜田和幸議員が日本のこころを大切にする党からおおさか維新の会に移ったことに関して。初めに言っておきますが彼のことはよく知らないので特に支持してるとかしてないとかはありません。党を抜けることは全く意外ではありませんでした。今年改選する議員で…

台湾のオタク文化 台湾人の眼鏡率

洪さんと二年ぶりに会って台中から集集というところへ観光に行く電車。これは原住民のイメージなのかな。電車に絵を描くといえば先日ハローキティの電車が走ったニュースを思い出しました。猫ではないことが発覚したハローキティですが、台湾ではよく見るの…

在宜欄第一天

ジャッバーボエ!台湾は宜欄に来ております。宜欄は田舎ですが日本統治時代の建築等も多くのんびりとして気に入っております。台北のような都会でないせいか人と人の距離が近いというか、え?お前ら初対面なの?って思うこともしばしば。日本人と比べてボデ…

北センチネル島

北センチネル島という島をご存知でしょうか。恐らく今世界一孤立した文明を持った人たちの島でしょう。 北センチネル島 - Wikipedia 近づくと殺されちゃうらしいっすよ。インド領ですがインド政府も不干渉としてるそうで。 もし仮に彼らと接触したら彼らの文…

餃子の王将と反社会的勢力 北朝鮮の影

toyokeizai.net 餃子の王将の王将の件、驚いてる人もいるんでしょうか。前に社長が殺された時にこういった企業であることは知ることが出来ました。前にも書きましたけどある筋から聞いた話では社長は北の張成沢の派閥でそれの関係で粛清されたとも見られてお…

台湾女児殺害事件から改めて死刑を考える

29日に安保法が施行されましたが、行方不明の少女の発見などに埋もれてイマイチ反対デモのニュースなどもパッとしませんでしたね。 一方台湾では通り魔が女の子の首を切断するというショッキングな事件があり話題なようです。 headlines.yahoo.co.jp さてこ…

「華獨」「台獨」

台湾の「天然獨」「思想獨」 - 王蟲の子供 前回(上の記事)の続きのような感じですが、まあ台湾の独立派と本土派の違いは聞く人によって違うので分かりづらいですがイメージとしては独立派のほうが強硬的で過激なイメージがあるようです。実際アミンゴは以…

台湾の「天然獨」「思想獨」

最近知った言葉「天然獨」「思想獨」。 その前に台湾には国民党支持者や外省人を中心とした統一派と、台湾は台湾だという独立派、本土派というのがあります。独立派と本土派の違いは難しいのでとりあえず置いておきます。最近は台湾は台湾だという意識の人が…

乙武洋匡さんの擁立と醜聞

乙武洋匡について、前から嫌いだったので今回の不倫騒動について驚きもしなければ同情もしませんが、選挙に出るのはどうなるんでしょうね。流石に自民党からは出さないと思いますが。というかそもそもなんで擁立したんだよというぐらいなのでね。前に新宿市…

日本死ね  はてな匿名ダイアリー

待機児童の問題で「日本死ね」といった匿名ブログの件が話題ですが、一応少し。 待機児童の問題があることは確かでありますが、それは様々な原因が考えられるでしょうが、ある政治家さんはリーマン・ショックのせいだと言っておりました。僕はこの件について…

マスコミの最大の罪

僕は日本の最大の癌はマスコミだと思っています。よく第四の権力などと言われますが実際には第一の権力と言っても過言ではないと思います。そうでなければ民主党政権も誕生してたかすら疑わしいし。 朝日新聞の捏造は論外として、大きな問題なのは日本の暗い…

日本人拘束事件に対する日本人の反応

ちょっと話題が遅れましたが安田純平さんがヌスラ戦線に拘束されたという件に関して。 去年ISに殺された湯川遥菜さんと後藤謙次さんのことを多くの人が想起すると思います。今回の安田純平さんもまた色々と怪しげな人物なのでいわゆる自己責任論というのか、…

極東有事はあるのか

極東有事というのか東アジアで実際に戦争或いはそれに準ずる軍事衝突があるのかということについて、なんだかんだ言ってないだろうと、中国に警戒感を持つ人でも多いかもしれません。中国が実際にアメリカとことを構えて勝てるわけがないので戦争までは至ら…

慰安婦問題をきっかけに

姐さんは慰安婦問題関連のイベントを主催したりしてますが、僕と話すとき慰安婦問題が話題になることはありません。もちろん共通の知識があるから敢えて話すこともないというのはありますが。 なぜ慰安婦問題に関する活動を主にやっているかと言えば要するに…

今年の選挙

スーパー・チューズデーどうなるんでしょうね。日本にとってはルビオ一択と言われてますが難しそうですねー。興味本位でトランプを見てみたいという人は多いでしょうが。ヒラリーの方が日本としてはスタンスが取りやすいかもねとエッチ君が言ってたかな。ま…

二二・八事件と蒋介石の銅像

2月28日はいわゆる二・二八事件(二・二八事件 - Wikipedia) 、国民党による本省人への弾圧の象徴的事件ですね。まあそういうわけで台湾の新聞ではこの事件に関するニュースをよく見ます。 news.ltn.com.tw 一般的に台湾の学校には蒋介石の銅像があるそうで…

反日の構造

反日国家というと中国・韓国・北朝鮮ですよね。そして彼らの主張に同調する日本人の少なくとも一部に彼らとの協力関係があるのは間違いないわけですが、それぞれ三国とも反日という点では一致しているもののそれぞれの思惑があるわけで、いわゆる反日活動の…

どういう憲法にしたいですか?

前回に続き憲法について。今回は現実的な話というより少々観念的な話になるかもしれません。 保守の強硬派の中には憲法改正ではなく、今の日本国憲法は押し付け憲法で無効であり、大日本帝国憲法に戻る或いは大日本帝国憲法の改正手続きに則って改正すべきと…

憲法議論をすること自体

参院選でも訴えていくという憲法議論。当に聖書かのように学校で教えられこまれてきた日本で、まだ少数派とはいえ改正に前向きな声が聞こえるようになり、厳しいものの夢ではなく実現可能な目標となるまでにはきましたね。前にも張らせてもらったことありま…