中国の民主派事情②

最近の中国と、中国の民主派事情 - 王蟲の子供

 

前回、中国の民主派について語りました。まあ中国の民主派は別に親日とは限りませんよ。ということです。中国本土ではありませんが、去年から有名な香港の周庭さんを見れば理解しやすいのではないかと思います。

 

彼女は反中国共産党であり、親日ではありますが、その親日は例えばK-popが好きな日本人と大差なく、まあ日本が好きなのはありがたいけれど、それだけと言えばそれだけの話なのではないでしょうか。彼女がSEALDsなどと関係が深いとしても、一応日本の保守勢力と会ったりもしてます。とはいえ、彼女が日本の政治勢力図に詳しいわけではないでしょう。もし日本に理解を求めるならば、周庭さんも日本の状況にもっと興味を持って欲しいと思いますが難しいのかな。BLMとかも世界への共感を求めていますが、彼らがそれらの外国の政治情勢に詳しいとはとても思えませんし。しかも周庭さんが日本の政治を理解しようとしたら、一日の長で左翼の方が彼女の信頼は得ていて、こちらとしてはやぶ蛇になるかも?

 

それを踏まえて、さて今、日本への脅威を中国共産党であるとした場合、中国の民主派は敵の敵は味方という意味では味方ですので、色々思うところはあっても積極的に彼らと接近すべきでしょう。

 

しかし何度も言うように反中共の中国人がどういうものなのか、日本人はあまり分かってないようでは心許有りません。例えば先日このようなイベントがあったようです。

 このよく分からない集団、どうやら郭文貴と関係のある組織のようです。中華圏に於いては郭文貴は有名人らしいのですが、日本人はほぼ知りませんよね。アメリカで中共幹部の醜聞を暴露してる人です。ユーチューバーとしても発信しており、なかなか人気があるようで、影響力は大きいようなのですが、どこまで信用できるのか。まあ信用できる人物とは言い難いようですが。興味深い人物ではあり、興味のある人は追っかけてみてはいかがか。

 

しかし上のツイートを見ると日本人も騙されてなくてなかなか心強いですけどね。