極東有事はあるのか

極東有事というのか東アジアで実際に戦争或いはそれに準ずる軍事衝突があるのかということについて、なんだかんだ言ってないだろうと、中国に警戒感を持つ人でも多いかもしれません。中国が実際にアメリカとことを構えて勝てるわけがないので戦争までは至らない範囲で実利を獲るだろうとか。しかし個人的にはあるのではないかと思っています。

 

中国国内でちゃんと中央が軍の統制を取れているのかとか、北朝鮮は何を考えているのか理解を越えるとかもありますが、更にアメリカの意向もありますね。中東に力を入れなくてはならない状況では東アジアは二の次にされるでしょうから中国としては中東で揉め続けてくれてたほうがいいでしょうね。まあ僕が中国なら裏でそのように手を回すと思いますが。

 

さてアメリカ大統領選ももちろん絡んで色々言われておりますね。トランプならどうなるとかひらりーならどうだとか、或いは大統領が変わるまではいずれにしてもアメリカは動きづらいから中国はそれまでに動けるだけ動いておこうとか、逆に早めに動くとか。

 

独裁国家を批判して戦争をしかけるのに何故北朝鮮には何もしないのか、資源がないからだとかもよく言われます。

 

ではずっとアメリカが手を拱いていくのかというとそうではないだろうと思います。どこの国でもそうですがアメリカも一枚岩ではないですから近々どう動くかというのは例えばその大統領選がどうなるかというのも大きいわけですがアメリカという国の本質として戦争を続ける国だろうとは思っています。北朝鮮に関して確かに優先度は低いとはいえ計画は何かしてるだろうと思いますね。例えば対日戦争に関してもオレンジ計画として何十年もかけて計画していたように。

 

シリアが片付いてその後どこをターゲットにするか、イランの可能性も高かったですが先日制裁解除して少し緊張は緩和したように見えますがまあどうなるか分かりませんね。本来の計画としてはシリア→イラン→北朝鮮なんじゃないかな。

 

日本はアメリカとの協力関係を強めるべきだと思いますが、一応左翼だけでなく反米保守がアメリカを警戒するのも理解は出来ますね。しかし現実的な日本の路線として対米協調で行くしかないでしょうから反米保守は現実的でなく小林よしのりみたいになっていくのかもね。

 

いずれにしても当たり前のことですが何があっても対応できるようにシミュレーションしておくべきでしょうね。