香港デモ隊への謝罪
香港でデモをしてる方たちに謝りたいと思います。もちろん私はずっと反中共ですから、香港の活動家を支持してきましたが、雨傘革命の挫折や、これまでに私が会った香港人たちの話などを勘案し、やはり最終的には中共に呑み込まれる運命なんだろうと悲観しておりました。しかし、今回このような粘り強い長期に渡る抗議活動を見て、もっと応援したい気持ちが俄然湧いてまいりました。
香港では情報戦が激化し陰謀論的なものも多く出ています。推測は出来るもののハッキリと証拠をつきつけてこうだと言えることはなかなかないですね。有名なとこだ人民解放軍が既に現地入りしてるとか、警察がデモ隊に紛れ込んでるとか、暴徒化したデモ隊は自作自演だとか。確認出来るのもあるかもしれませんが、数が多すぎてチェックしてられません。
今中共が盛んに宣伝してるのは、デモ隊を英米が支援してる、つまりデモ隊は英米の傀儡という説。例えばこんな写真が。
香港市民には同情的でもこのような外国勢力の介入は許せないという中国人もいます。工作だとしたらとても単純な工作だけど意外と効果あるんですよね。
ところで中国では軍事費よりも治安維持費の方が掛かってると聞いたことがないでしょうか。ではそんなに大陸でも香港のようなデモが起こってるのかというとそれは違うのです。大陸でのデモは退役兵の待遇改善とか、立ち退き料の交渉とか、個人的な利益のためのデモであり、反政府運動のようなものではありません。ウイグルとかであるのかは知りませんが。その点、香港の今回のデモはかなり性質が異なります。そこで中共としてはこのような香港型デモが大陸に波及しないように躍起になっているようです。
いずれにしましてもわたくし今回香港市民の意気に打たれ勇気をもらった気がします。香港加油!