中国のNBA問題・その2


とうとうアメリカの象徴に謝罪要求で中国に無関心だったアメリカ人までもが激怒!

 

NBAの香港デモ支持問題から見る中国インターネット事情 - 王蟲の子供

前回、なぜNBAの問題が中国でこれほど問題になってるかよく分からないと書きましたが、YouTuberの妙佛さんの分析が面白かったのでご紹介。簡単に言うと姚明というバスケット選手が、日本でいうと昔の長嶋茂雄ぐらいのスーパースターで、それだけバスケは中国で人気があるってことです。さて、ではそれがどういう問題を引き起こすか。言うまでもなくバスケはアメリカで大人気のスポーツであり、全く政治に関心がなく中国と香港、台湾、ウイグルの問題なんて全く知らない人も多いアメリカ人がバスケを通じて中国とはなんとケッタイな国なのか知ることになる。更には中国がNBAの放映を中止しても、それをきっかけにVPNを使ってNBAを視聴する人が増え、それ以外の中共が遮断してる情報にも触れ、結果的に中共のおかしさを中国人たちが知ることになってしまうとの分析。

 

私が一番仲良くしてる中国人のLさんは。

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全く同じ見方をしてます。台湾、香港など中華系メディアではこういう論調がよくあるみたい。

 

また別の中国人Wさんの意見。これもほぼ同じようなもんですね。WさんはLさんほど親日反中と言えるほどのではないんだけど、現状の中国を冷静に見て非常に愁いてる人です。私の参加してる気持ちの悪い日中友好団体ではなく、こういうLさんやWさんみたいな人と日本の保守の交流団体みたのが出来たらいいなあと夢想してるんですけどね。

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さてインターネット上では反NBA、愛国発言ばかりの中国で実際に行われたNBAの試合。大入満員大盛況だったようです。

tw.mobi.yahoo.com

 

追記

そんな訳で風向きも変わりNBAの放映が再開された模様。逆にボイコットを呼びかける「愛国者」がカバンを調べられたりとかなんかしちゃったりして。全ての試合が見られるわけでもないようでどうやらロケッツの試合は見られないとかぐらいにして、中国のバスケファンの様子などを見てる模様。

www.chinatimes.com