安倍政権VS学者軍団

最近保守として割りといい感じのニュースが続いていたんですが、安保法政に対する学者たちの対決はちょっと厳しそうですね。3,000人がどうたらとか言ってますが今までも学者というのは2,000人ぐらい特定秘密保護法反対の署名がすぐ集まるなど所謂左翼が非常に多いわけです。特に憲法学者などというのは憲法至上主義にならざるを得ないわけだから強固に左翼的な人が多いんだろうと推察されます。

 

ところで以前から思っていたことをケント・ギルバートさんが言ってくれました。

 

 200人以上の憲法学者が「安保法制は違憲」という趣旨に賛同した。安倍政権批判に熱心なマスコミは大喜びである。

 しかし、憲法学者に安保法案への見解を求めること自体が無意味だ。専門外だからである。

 私は米国の法科大学院憲法について学んだが、同じ憲法の学習でも、米国と日本とでは勉強内容が全く違う。

 日本の憲法学習は、憲法の条文と解釈を学ぶ。条文が正しいことを前提に、主な条文を丸暗記し、言葉の定義を丸暗記し、判例と有力説の対立点を理解する。司法試験では暗記内容を正確に書き出すことが求められ、憲法条文への批判はタブーである。

 

 他方、米国では「憲法とはどうあるべきか」を学ぶ。憲法観を身に付けることが重要で、52個ある憲法(連邦1、各州50、英国由来の不文法1)の条文解釈は後回しだ。

 そもそも、憲法条文の制定目的とは何か。公権力は時として暴走し、国民の利益が犠牲になる。この暴走を防止するために憲法典が制定される。だから本来、憲法の条文は、国民を守る目的で定められるべきだ。

www.zakzak.co.jp

 

 憲法が最高法規としてそれに反することがタブーであるように日本ではなっているけど、一番大事なのは国民の生命や財産であって、国敗れて憲法有りでは本末転倒もいいところだからね。

 

ケント・ギルバートさんのような日本でもある程度の知名度のある人が発信してくれるのはありがたいね。日本人が言うと右翼だ!みたいな目で見られることも外国人がいうと何故か理性的に見えるようだし。ちょっと日本人としては情けないと思うけど。

 

それにしても安保法政にに関してやはり暗雲が立ち籠めてきた感じなので心配です。よく解釈改憲で進めないで正面から憲法改正で行けという人もいるけどそれでは間に合わないかもしれないぐらい危機感を持って安倍さんとしては進めてるんだろうと思いますが確かにこのまま予定通りに進めるとやはり支持率も下がる危険性が高いし本当に難しい舵取りだろうなと思います。

 

いずれにしても今まで日本は自国が戦争に関わらなければいいというスタンスでいたわけですが、これだけ混沌とした世界で日本という国の視点からでなく世界的に見てどう動くべきか日本がどういう役割をすれば世界に平和と安定をもたらせるのかという観点から考える必要があると思います。

 

ところで昨日亀井静香のことを書いた時、村上誠一郎のことも書きましたが今日こんな記事がありました。何か連携してる感じがしますね。

www.huffingtonpost.jp