N国腹心の人との飲み
ちょっと乗り遅れましたが先日の参院選でN国がレイワ新選組と共に大きな話題になりました。N国は謂わばキワモノ扱いで、まあそれはそれでいいですが、今回は私が直接経験したお話を。
数年前、まだ小さな団体だったころ、当時の立花孝志さんの腹心みたいな人と飲んだことがあります。その人は基本的に保守の人でした。彼によると立花孝志さんは反NHKという点だけの人であり、立花氏の周りにはNHKが嫌いという共通点で、右も左も集まってくるとのことでした。
立花氏は割と周りの人に流されるというか、思想的なことについてはその時話したことにすぐ影響されるようなあまり思想的な芯のある人ではないとのこと。しかし今回一定の成果を出したようにエネルギーのある人のようです。多分立花氏個人は失礼ですがまあ一般的には変人なのかもしれません。
私が飲んだその立花氏の腹心は、そういう立花氏を上手く利用し保守側に持っていきたいと言っていました。その後付き合いがなくなりましたので、彼が何をしてるのか、N国の実態がどうなってるのかはよく知りませんが、その腹心の方の考えというのは賢いやり方かなと思います。
同じ志を持った人たちが集まって政治団体を作って運動するのが正攻法でしょうし、それを否定する気はありませんが、既存組織を自分が変えていくというのも面白い方法だと思います。
N国は泡沫政党として消えていくかもしれませんが、以上のような経緯からも、個人的には今後を興味深く見ていこうと思っています。
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い・その後のその後
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い - 王蟲の子供
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い・その後 - 王蟲の子供
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」が中止となりました。まずは良かったと思います。・・・が。その理由を見てみましょう。
大村知事は会見で、「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」とした脅迫FAXや、県職員個人への誹謗中傷が相次いでいることを挙げ「こういう事象があったことを多くの方に知っていただくということではないかと思います」と話した。
次に津田大介。
――河村たかし名古屋市長や菅義偉官房長官の発言は影響したのか。
「一切関係ない。そういう状況がある中でこそ生きてくる企画だと思っていた。安全管理上の問題が大きくなったのがほぼ唯一の理由。想定以上のことが、とりわけ電話で行われた。回線がパンクし、受付の人も抗議に対応することになった。対策はあったかもしれないが、抗議の過熱がそれを超えていった。想定が甘かったという批判は甘んじて受けなければならない」
いずれにしても安全上の問題ということでしょう。韓国の報道では抗議のメールが殺到したためだろうと言ってますが、そうだとしたらここでもお勧めした抗議活動にも効果があったということでしょうか。
さて、これでいいんでしょうか?我々が中止を求めたのは安全上の問題とは全く関係ないことですよね。これでは抗議したほうが悪いと言わんばかりでしょう。想定通り表現の自由が後退してるとの主張も。
脅迫が事実ならば、そんなのと私達は同じにされては困るので是非被害届を出して表現を萎縮させる輩は捕まえればいい。私達が問題にしてるのは、日本博という日本をアピールする場で公金を使ってテーマに合わない展示をするという、一種の詐欺が行われたことでしょう。この点、河村名古屋市長は
「やめれば済む問題ではない」と述べ、展示を決めた関係者に謝罪を求めた。市内で記者団の取材に応じた。
大村知事とは大違い。河村市長を断固支持します。
展示物の撤去という目的は達成されましたが、このままでは抗議した我々の意図とは違うものとして終わってしまいます。公金を使った詐欺であることを認めさせ、責任者にはその責任をとってもらうまで追求していい問題でしょう。
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い・その後
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い - 王蟲の子供
昨日のエントリーの件ですが、高須克弥さんや河村名古屋市長も知るところとなり、いい具合に拡散してるようです。
さてこの件、有志の会メンバーの調べにより『日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)』に採択され助成金を得ていることも分かりました。
日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)の募集 | 文化庁
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/r1413006_04.pdf
この事業の募集要項は下記に詳細がありますが、一部だけ引用します。
◆実施計画の要件(次のいずれも満たす必要があります。)
・地方公共団体が主体的に実施する取組であること
・芸・産学官の全部又は一部と連携して実施する取組であること
・観光インバウンドの拡充に資する取組であること
・「日本博」の総合テーマ(「日本人と自然」)と関連があり、文化財や生活文化等の活用
を含む取組であること(P.33~34「Ⅷ.Q&A」8~13も参照)
・地域経済の活性化に資する取組であること
・事業実施の効果(観光インバウンド、経済波及効果)について明確な(定量的な)目標
を設定し、地元の大学やシンクタンク等の外部の専門機関による効果検証を行う取組
であること
・地域の文化芸術の振興に資する取組であること
・それぞれの地域課題の解決に向けた指標とその目標値を設定し、これに対する検証を
行う取組であることhttp://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/r1413006_01.pdf
これでこの企画が通ってしまうこと自体が問題だと思いますがそれはともかく、パッと見ても「日本人と自然」とは関係ないし、「観光インバウンドの拡充に資する」こともないどころかマイナスでしょう。「次のいずれも満たす必要があります」とのことですから当然アウトなはずです。
というわけで抗議先に昨日挙げたものに文部科学省、文化庁を加えましょう😃
〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号
電話番号:03-5253-4111(代表) 050-3772-4111 (IP 電話代表)
問い合わせフォームを使うなら文化庁へでいいと思いますが、各省庁への各府省への政策に関する意見・要望というフォームもございましたので内容によってはこちらでも。
さて最後に会のメンバーが実際に抗議した例をいくつか挙げます。
「せっかく慰安婦問題はもう終わりにしましょうとお互いに蒸し返しませんと日韓で納得して合意したのに、こんな展示をしたら日本と韓国両方の気持ちを踏みにじることになるとは思わないんですか!日韓の対立を煽るような展示を公共の施設でやる目的が理解できません。」
「日韓の対立を煽るな!」というのは左翼の常套手段を逆用したとも言える面白い言い方ですね。
「日本博」は総合テーマが 「日本人と自然」となっているようですが、慰安婦像など何が関係あるのか全く理解できません。基本コンセプトとして書かれていることに反し、とかえって騒乱を引き起こす元となるのではないでしょうか。
「騒乱を引き起こすな」というのは1つ目と似てますが、特に「日本博」のテーマに的を絞ってシンプルでいいかと。
韓国の単なる活動家をアーティストとして招待。このままだと日本の美術館の価値と企画キュレーターのレベルが疑われる。
この方自身が美術関係者です。なるほどー。
捏造をネタにした表現は愚かで見すぼらしく、作家の実体験からほとばしる作品群の中で、浅はか且つ下劣でみっともない。現代美術から程遠い。捏造を広めたいだけのプロパガンダ。主催者の恥です。これを表現とは呼べない。取り下げよ。
調子が強いですね。この方も美術関係者で怒りが伝わってくるようです。前回も書きましたがこの方や私の方が表現の不自由を感じてますよ。国からの抑圧ではなく美術界、音楽界からの抑圧ですね。
まあ参考にしていただいてもいいですし、新しい視点があったら逆にコメントでもしていただければ!
あいちトリエンナーレの反日イベントへの苦情、抗議願い
表現の自由とは何なんでしょうね。横浜トリエンナーレには行ったことありますが、あいちトリエンナーレで慰安婦像などが展示されるそうです。最近あまり書いていませんでしたが、私は慰安婦問題に特に取り組んでいるので見過ごせませんね。
慰安婦像が展示されるということで知らせが来たのですが、よく見るとそれだけじゃないですね。東京新聞の記事によると
などが展示されるようです。『表現の不自由展・その後』とのことですが、前回の『表現の不自由展』は下記のように説明されています。
「慰安婦」問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判など、近年公共の文化施設で「タブー」とされがちなテーマの作品が、当時いかにして「排除」されたのか、実際に展示不許可になった理由とともに展示した。
これは江古田のギャラリーで開催されたようですが、今回は2015年以降のものも加えるということなので天皇や植民地支配について今回も何か「表現」があるんでしょう。これを偏ってないとは言わせないという内容ですね。本当に偏ってないつもりなら例えばサイモン・ヴィーゼンタールに奪われた言論の自由とも戦ってはどうか。
前回の『表現の不自由展』は江古田のギャラリーで開催されたようですが、今回はトリエンナーレ。姐さんによると海外の作家を招待する場でもあるそうなので、海外発信に利用されるのも目に見えてますね。ここで再び東京新聞の記事を引用しましょう。
公共施設や公金を投じた事業である以上、市民の疑問やクレームに答える義務が発生する。作者や主催者が美術としての論理や価値をしっかり示すことができれば、成功したと言えるだろう。
随分自信がおありのようで。では疑問やクレームをぶつけてみようではありませんか。主催は3つ。
あいちトリエンナーレ実行委員会
住所:〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター内
TEL:052-971-6111(代表)
FAX:052-971-6115
E-mail:triennale@pref.aichi.lg.jp
*コメント欄で情報いただきました。052-971-6111が繋がりやすいとのことです。
〒461-8525
名古屋市東区東桜一丁目13番2号
TEL(052)971-5511[代表]
名古屋市美術館 – 芸術と科学の杜・白川公園内 – Nagoya City Art Museum
〒460-0008
名古屋市中区栄二丁目17番25号
(芸術と科学の杜・白川公園内)
電話 052-212-0001
Fax 052-212-0005
他にもこんなんもあります。
あいちトリエンナーレ (@Aichi_Triennale) | Twitter
どこからでも全部でもやろうじゃありませんか。ヘイトだレイシズムだと揚げ足取られないように気をつけましょう。彼らはこれへの苦情も受難として自分に有利に持ってくのが得意でしょうから。
我々アーティストは業界が極めてあちらよりであり、まあありそうなことだと思ってますが、なんとか私の立場の範囲で出来ることをしたいものです。この業界にいる限り私の方こそ表現の自由を侵害されてると感じますがね。
電凸などは敷居の高く感じる人も多いと思いますが、出来る範囲でやって、出来れば向こうの対応を公表してほしいものです。
このようなイベントがどのような人が関わりどのような構造で実現されるものなのか知るには良い機会かもしれません。
今回は私も一活動家としての力を入れていきたいと思います。賛同していただける方は出来る範囲でご協力ください。
まだ昨日の報道で多くの人は知らないのでもしかしたらTwitterで炎上なんてこともあるのかもしれませんが、やはり美術館などへの電凸が効果的なのかなと思います。出来る人は頑張りましょう。
香港デモ隊と衝突する白シャツ軍団にタイの元ボクサー?
香港はどうなるんでしょうか。黒Tシャツを着たデモ参加者に対して謎の白シャツ軍団が襲いかかった恐ろしい動画がニュースになってますね。
香港で白いTシャツ姿の集団が駅を襲撃し、列車の乗客らが負傷する騒ぎがあった。 pic.twitter.com/dz8LhTVAtj
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) July 22, 2019
中国関連に詳しいジャーナリストの福島香織さんの記事を一応リンクしておきます。まあ多分中共が裏にいるんだろってのがまあ今のところ普通の予想ですよね。
さて中国の友人からこんな画像が。
白シャツ軍団の中にいるのタイの元ボクサーじゃない?って記事ですが、元ネタはタイのMatichon Onlineの記事のようです。
同定されてるのか分かりませんが取り急ぎ。
追記:一応本人が認めたとのこと。
2日前ですが7月7日は何の日?
7月7日は盧溝橋事件の日でした。恐らく多くの日本人にとっては戦前の日中の様々な衝突の一つという程度だと思いますが、中国では支那事変の発端として重要視されてる日であります。
先日も書いた私の参加してるwechatの日中交流グループでこの話題が出たんですが、ある日本人のKさんの誘導でそこから何故か南京大虐殺の話に行き、日本人はあまり南京大虐殺について知らない、とか今度友達連れて記念館に行ってくるだの気持ちの悪い会話が交わされていました。
私が問題視したいのはこの流れを作ったのは日本人ってことです。中国人はまず盧溝橋事件についてその日の出来事として提供しただけです。南京大虐殺について日本人はもっと知るべきだ的な流れに持っていったのは日本人のKですからね。他の中国人は少なくともその時は何も言ってませんでしたよ。
更に彼の御高説は続きます。一貫して中国の立場。
まあこの辺の日本の右翼についての言及とかに言いたいことはありますが、今回は止めておきます。しかしこの徹底した中国目線は何なんでしょう。エッチくんも言ってましたが、自国の安全保障について他国の地域に軍事施設を作っていいなら、戦前日本が朝鮮満州に進出したのも問題ないのでは。
中共に手懐けられた学者みたいのがこういうことを言うのはさもありなんだけど、いわゆる一般人でこれって、実際見るとやっぱすげーなこいつって思いますね。こういうKみたいのが中国人を勘違いさせるんだと思うんですよね。
香港デモ、日本タンカー攻撃に見るマスコミの劣化
直近でも香港でのデモ、中東での日本タンカーへの攻撃になどに対して日本のマスコミはまともな報道をしてるのでしょうか。これらの事件に、「なるほど!」と唸らされる意見をマスコミから聞いたことはありますか?
例えばデモ鎮圧のため、人民解放軍が香港入りしたという情報が出回っています。もしマスコミが有能ならばこの情報が事実なのか検証してはいかがか。そんなこともせずに、後々誰の眼にもfakeと分かったものだけを鬼の首を取ったように糾弾するって恥ずかしくないのか。今のマスコミにそのような倫理観を求めるべきではないということを多くの人が知るべきでしょう。
マスコミは例えば中共に取り込まれてるとも言われてますが、そうなってしまったのも、まさにマスコミが無能だからだ。
タンカーの件に関しても各国足並みが揃わないが、それに対するマスコミの分析はちょっとした事情通のYou Tubeにすら負けてるんでは?
マスコミに何の価値もないとは思わないが、彼らの有利な点は単に既得権益を持ってることでしょう。マスコミは無くならないですが相対的に影響力は落ちる。今まで無責任に甘い汁吸ってた分苦労すればいい。