イスラム国(ISIL,ISIS)とイスラム過激派 ついでにちょこっとレバノン事情

こんにちは。愛の戦士soloflightです。

 

前にも書いたように中東問題の種は主にイギリスが撒いたものであるしイスラエルは侵略国家以外の何物でもないし、アメリカもそう。だからこの点に関してはアラブ諸国に同情するけれども別にアラブやイスラムが好きというわけでは別にないっす。でもまあ実は昔から中東問題には関心があって色々調べたりはしていたんだけどまあ複雑でね。細かい闘争は忘れましたわ。新左翼についてもそう。あんな分派やなんか繰り返してるのを覚えてられないよね。まあ忘れてる人が多いけども日本赤軍なんかは中東に拠点を置いて活動してたんだよね。どういうネットワークを築いてたんだろうね。

 

しかしイスラム武闘派の中でヒズボラハマスとともに覚えておきたい名前です。各国でテロ組織指定されてる組織ですがそこもイスラム国(ISIL)を非難してます。前にも書いたようにイスラム過激派=イスラム国ではありませんからね。

 

ヒズボッラー、日本人人質の殺害を非難

 

ヒズボラレバノンの政党ですが反欧米でイスラム共和制レバノンに作ることを目的としてます。じゃあレバノンイスラム教徒ばかりかというとそうではなく約40%がキリスト教徒。比率は段々変わってきていてこの辺はレバノンの政治に非常に大きな影響があるわけだけど、もともとなぜこういう比率になったのかというのも欧米、この場合はフランスですかね、その思惑です。中東はどこにでも火種が燻ってますからね。はっきり言えば利用したい勢力がいればこれほど利用しやすいところもないです。Wikipediaより抜粋。

キリスト教徒が多くフランスにとって統治しやすかったレバノン山地はシリアから切り離されて、大レバノンとすることになった。この結果、レバノンはこの地域に歴史的に根付いたマロン派、正教会と、ローマ・カトリックプロテスタントを合計したキリスト教徒の割合が40%を越え、シーア派スンナ派などの他宗派に優越するようになった。現在でもフランスとの緊密な関係を維持している。9月1日、フランス占領下の独立国家レバノン: État du Grand Liban)が正式に布告された[4]1922年までは知事を補佐する諮問委員会が設けられ、17名の委員はレバノンの各宗派から高等弁務官が任命した。

Wikipediaより抜粋

 

既存のイスラム過激派とイスラム国(ISIL)の違いというのは色々分析もされているし今後さらにはっきりしてくるかと思いますが、世界平和を願う石堂順子さんみたいな人がイスラム国とイスラム過激派どころかイスラム国が多くのムスリムから非難されていることすら知らなかったというのは残念なことだね。僕も彼女と愛の共闘で世界平和を実現したいのですが。