アメリカの台湾への武器売却と日本

数日前のニュースですがアメリカが台湾に4年ぶりに武器の輸出を決めたことをご存知でしょうか。

米政府、台湾に18億ドルの武器売却を決定 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

さてこのニュースの取扱ですがそれほど大きくはなさそうですが台湾の報道の一例。

日本讀賣新聞:美盼台新政府 合作牽制中國 - 政治 - 自由時報電子報

この自由時報というのはややグリーン陣営(独立派などを含む中共と距離を置く方)よりの新聞であります。この記事で面白いのは記事の冒頭で、読売新聞の指摘として「日本」への言及がドカンと出て来てることです。安倍首相の祖父の岸信介にまで言及して日本への期待が観られます。

 

無料で見れる範囲では読売でここまで書いてるのは確認できませんでした。嘘ではないんでしょうが扱いの差からして彼らの日本への期待の表れかもしれませんね。とは言え台湾でもそれほど大きなニュースではないようですがね。

 

まあ最近の南沙諸島の問題で多少意識が行く人も増えたとは言え、例えば数年前からフィリピンが日本の軍事的プレゼンスを求めていたことなどはほぼ誰も知らなかったでしょう。

 

中国が今世紀最大の外交的課題であることは明らかだと思いますので国としてどういう姿勢で臨むのか。最近は特に歴史問題などで土下座外交をしなくなっただけでも随分よかですね。歴史問題は実は歴史問題だけではないのでね。この辺はまた書きたいと思いま~す。