翁長雄志沖縄県知事の上京パフォーマンス
また翁長雄志沖縄知事が上京してだれそれと面会できないというのを沖縄に対する冷遇だとか沖縄マスコミは騒いでますが…
“民意”排除の政府 農相の知事面会拒否 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
アポ無し上京で現政権を批判する作戦も一度ならまだしも二度やったらパフォーマンスと見透かされますぜ。こうなることが分かってて敢えてやったと考えられますからね。沖縄のマスコミは連動して動いてるんでしょうが、二度目はだめよ二度目は。誰が主導してるんでしょうねー。
しかし見え見えのパフォーマンスのために二度も無駄足と分かって上京するとは知事のお仕事も暇なんですね。まあそれがお仕事なんでしょうけど。と、皮肉の一つも言いたくなりますわね。
こういう連携の例ではね、去年派遣法改正案に反対するデモが議事堂の前でやってたのを見たんだけど、なんで派遣法なんかなーと思ってたらちょうどその時に国会で民主党が派遣法について追及するやつやってたんだよね。しっかりチームワークが出来てて素晴らしいよ。保守も見習おうぜー。
追記
朝日のこれでは自民党幹部が「仲井真じゃないから」とはっきり書いてるけど、自民党にも村上誠一郎とかとんでもないのがいるからねー。そのへんかしらね。
沖縄知事を冷遇 自民党幹部「仲井真氏じゃないから」:朝日新聞デジタル
以下上のニュースのコピペ
政治
“民意”排除の政府 農相の知事面会拒否2015年1月8日
西川公也農相(右から4人目)にサトウキビ交付金の確保などを盛り込んだ要請書を手渡す県さとうきび対策本部の新崎弘光本部長(同5人目)。県選出出身の自民党国会議員は同席したが、翁長雄志知事は面会を拒否された=7日、農林水産省
西川公也農相がサトウキビ交付金の要請をする意向だった翁長雄志知事と面会をしなかったことを受け7日、キビ農家など県民からは「黙っておれない。植民地扱いだ」などの憤りの声が相次いだ。翁長知事に非協力的な自民党県連にも「県民への裏切りだ」など厳しい意見が上がった。県連経験者は自民党県連に対し「(県民同士で)足を引っ張り合っては駄目だ」と強調。識者は政府の対応について、憲法や地方自治法違反を指摘した。
宮古島市城辺でサトウキビ収穫に精を出していた仲田繁市さん(81)は「宮古島はサトウキビで生計を立てており、大きな影響がある。黙っておれない」と怒りを込めた。「年末の上京時も会わず、今回も会わないのは植民地扱いのようだ。戦後70年、沖縄と真剣に向き合うべき時の対応とは思えない」と政府の姿勢に強い疑念を呈した。
県議会議長、自民党県連会長を歴任した外間盛善さん(77)は「あってはならないこと。政府は自ら民主政治を否定しているようなものだ」と憤る。自民党県連については「県民代表として選ばれているのだから、交付金請求(経済や基地問題など沖縄の抱える問題)についても知事と協力するべきだ。会えない状況なら間に入るなど何か手を差し伸べるべきで、(県民同士が)足を引っ張っては沖縄の流れは良くならない」と語った。
西銘県政で副知事を務めた政治学者の比嘉幹郎さんは「自民党は地方再生と言い、地方を重視しているなら、地元の知事と会って話を聞くべきだ。県政が変わったからといって扱いを変える政府は大人げない。冷遇でなく対話でしか解決しない」と提起した。
名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込む原田みき子さん(65)=本部町=は「知事ではなく政府を尊重する自民党県連の対応は県民への裏切りだ。キビ農家に影響が出ないか心配だ」と顔をこわばらせた。
「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓く島ぐるみ会議」の大城貴代子共同代表は「自分に盾突く人の要求を無視するという子どもじみたまねを国政がするのか。戦後70年たっても、本当の意味の民主主義が定着していない」と憤った。
沖縄県の翁長雄志知事に対する政府・自民党の冷遇ぶりが目立っている。翁長氏は6~8日、新年度予算の要請などで上京したが、関係閣僚との面会や自民党の会合への出席は実現しなかった。米軍普天間飛行場の移設問題で国に反対する翁長氏。政府との蜜月を誇った前知事への対応との違いに沖縄で反発の声が上がる。
8日、東京・永田町の自民党本部で沖縄関連の予算を議論する会議が開かれた。仲井真弘多・前知事時代には、知事や県職員が顔を出したが、今回出席を望んだ翁長氏は招かれなかった。
ある党幹部は「呼ばないのは仲井真知事じゃないから」と話す。会議では「今後、県の要望は自民党県連を通して受ける」との発言も出た。
7日は、特産のサトウキビの交付金に関連して西川公也農林水産相に面会を求めたが、会えなかった。面会が認められたのは、同席する予定だった農協幹部だけ。翁長氏は県東京事務所で待機を続けた。
沖縄県選出の自民党国会議員は「翁長知事には政府とのパイプがないことが示せればいい」と狙いを明かす。別の県連幹部は「普天間問題で政策が異なる知事の要請を受ける理由はない」と言う。
前任の仲井真氏は陳情などの際、政権や自民党幹部と直接日程を調整していた。安倍政権は今年度予算で概算要求を上回る3501億円を計上し、沖縄振興予算は2021年度まで3千億円台を約束。仲井真氏は13年末、振興策を評価し、普天間移設のための名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認した。
翁長氏は昨年11月の知事選で辺野古移設阻止を掲げ、仲井真氏らを破って初当選。同12月に就任あいさつで永田町を回った際も菅義偉官房長官らに会えず、閣僚との会談は山口俊一沖縄北方相だけだった。菅氏は「年内に会うつもりはない」とまで言い切った。
今回の上京で翁長氏が出席したのは、8日の全国知事会議だけ。翁長氏は会議後、政府や自民党の対応について「昨年の知事選や衆院選などを受けてのことだろう。あるがままを県民や本土の方がご覧になって考えていただければいいのではないか」と語った。
沖縄では反発の声があがる。普天間飛行場がある宜野湾市の主婦(44)は8日、友人と電話で翁長氏の上京を話題にした。「あまりに露骨。沖縄の民意を政権や自民党はどう思っているのだろうか」
沖縄の平和団体「沖縄平和運動センター」の山城博治議長は「嫌がらせ以外の何ものでもない。政権や自民党は『沖縄に寄り添う』と言いながら世論に耳を傾けようとしない。知事はめげないでほしい」と話した。(相原亮、上地一姫、泗水康信)