竹中平蔵 安倍政権と新自由主義
ちょうど竹中平蔵と安倍政権の関係について書こうと思ってたのでちょうど良かった。
竹中平蔵氏「正社員をなくしましょう」「全員を正社員にしようとしたから大変なことになった」･･･朝生で非正規雇用について熱弁 - 政経ch
この発言に関してはいかにも新自由主義者らしい意見ですね（彼は自分が新自由主義者と言われるのが嫌らしいけど）。ちなみにこの人は日刊ゲンダイからも批判される人でまあ右とか左とかいう観点とはまた別の見方が必要なわけですが、格差社会は避けられないみたいな方向に誘導しようとする、まあそういう勢力のスポークスマンとでも思っておけばいいと思います。
問題はこの人が安倍政権でも発言力を持ってたりすることですわね。安倍政権の経済政策が新自由主義的なのではないかということを心配する人が多いわけで、それは全く同調しますが、さりとて安倍政権打倒と保守の中で動くのは違うと思うのです。
誰だったか忘れたけどある人が、安倍さんに竹中平蔵が入ってるのはおかしいんじゃないかと訴えた所、安倍さんはあの人は学者じゃなくて政治家なんだと言ってたとか。この発言が事実かは知らないけど、実相を表してると思いますね。例えば少なくとも現在の自民党である限り、保守の人の大嫌いな二階俊博とかがそれなりのポストを得るのはやむを得ないわけです。公明党と連立を組んでる以上公明党の言い分も聞かなくてはならないわけです。それを無視して政権が倒れたらどうなってしまうのか。そういう現実というのが政治にはあるわけです。だから竹中平蔵が代表するそっち系の勢力というのも上手くハンドリングしないといけない。
といって新自由主義的政策を進めるのを見過ごせと言ってるわけではなく、そうじゃない方向に安倍さんを引っ張れと。そんな風に思いまーす＼(^o^)／
追記
竹中平蔵の発言の前後が書いてある記事がありました。僕の勇み足の例。だけど言いたいことは変わらないので許してちょ。
