欽ちゃんの脱原発への提言 通販生活と主婦のリベラル化
欽ちゃんの提言。被災して手の空いた職人を他の下り坂の街で人材として活かし、その街は免税して活性化させる。廃炉や除染の技術を子どもたちに学ばせ中国や世界で原発事故が起こった時にそこに行かせる。原発に変わる新エネルギーを日本人が発明し世界に広めることによって世界を脱原発化させる。など。
新エネルギーを開発するのは良いでしょうが、それを他国が採用するかはまた別の話。街の選定、保障の財源、職人？とやらの移住の意思、先住民の産業と雇用のバランス、免税を悪用した犯罪の防止の必要性などはすべて無視。
新エネルギーに関して補足すると、それが出来るまでの代替エネルギーはどうするのか。結局今のところ化石燃料に頼るしかなく、化石燃料に頼ってることによって戦争が起こり、石油価格の高騰など不安定要素により経済が大きく左右される現状も無視してるよね。新しい代替エネルギーの開発は結構だけど、それが出来るまで子どもたちの人生をそんな不安定なものにしていいのか？そもそもその子供たちに被爆地に行かせることは問題ないのか。日本のことだけを見ずに世界のことを考えろといいながら「もし中国で事故が起こったとき、日本が知らんぷりはできないでしょう。」という矛盾。思い切り日本視点じゃないか。
ちなみに欽ちゃんの提言の方が多くの人に受け入れられやすいかもね。しかし政治の話はするべきじゃないというタブーも疑わしいわね。リベラル的意見は政治的とは見做されない。結構大きな問題だよね。自然とか環境とか誰もが反対しづらい理想的なことを全面に出し、現実的なことを無視するから。ついでにこの記事の載ってる通販生活についての情報も。こうして主婦たちはリベラル化しやすい。生協なんかもそうかな？
山椒言：萩本欽一さん「原発？ あんなものやめたほうがいいのは間違いないよ。でも、そのためにはさ…」｜通販生活®
