天皇謝罪要求について(ついでに情報のとり方について)

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「元徴用工(嘘)」裁判、旭日旗問題、和解・癒やし財団の解散など、ここ数ヶ月の韓国の反日的行動にとどめを刺した感のあるレーダー照射問題。と思ったら更にムンヒサンによる天皇謝罪要求。これ以上ない侮辱を日本に向けたわけで、もう言葉もないわけですが、当然ここで皆さんが思い浮かべるのは李明博当時大統領による天皇謝罪要求でしょう。あれをきっかけに反韓となった人も多かったと思います。実際あの年を境に内閣府の調査でも韓国への親しみは大きく減ったとの結果が出てますね。

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実はこの李明博の件の時、私は3ヶ月ほど日本におらず、当時の空気感が分からないのですが、今回と比較してどうなんでしょうか。議長の発言よりは大統領発言の方が重いので、当時日本人が感じた反感の方が大きいのかなとも推測するのですが、ちょっと残念ながら私はよく分かりません。教えていただきたいものです。

 

日本人と言えど天皇のことなど普段気にしてない人が多いと思いますが、そういう人たちですら流石にこれはと思うでしょう。そういう意味ではやはり天皇は日本の象徴というのは名実ともにそうなんだなあと感じますね。

 

さて当然保守界隈は特に反発しているわけで、私も政治問題に関してはそちらよりのところからの情報が多くなってしまいます。前回も書いたようにどうやって情報を得るのかというのは世間と自分とのギャップを埋めるためにとても重要なことですね。ですのでなるべく私も自分とは違う意見の人のツイッターをフォローしたり、左系の媒体に目を通すだけでなく、巷の会話などにも聞き耳を立ててるわけです。当たり前ですが、ノンポリと熱の違いはでますから自分が人からどう見えるかというのが見えなくなりやすいですよね。ヤフコメとか見てるとそういうことが全く出来てない人が異常に多くて心配になります。

国韓国嫌い≒保守」なのか - 王蟲の子供

 

 

「中国韓国嫌い≒保守」なのか

タイトルの「保守」ですが、ここでは保守思想といった小難しいことは問題にしません。

 

良いことか悪いことかはともかく、左翼の人が嫌うような、中国や韓国に対する批判や、歴史認識に関して自虐史観を否定するようないわゆる「右」的な話を街の飲み屋などで、言わば普通の人が話してるのを聞くことも一昔前と比べて増えてきたと感じます。というか昔はほぼあり得なかったかと思います。

 

所謂保守勢力で中国韓国に対して警戒感或いは不快感を持っている人が多いのは確かであり、そうなると中国韓国嫌い≒保守という図式で捉えてるのも一理あると思われます。

 

例えば若い世代ほど自民党支持だと色々な調査の結果が出てますが、一方韓国が嫌いな人の割合は年配の人の方が多いという結果もあります。えっち君はその世代は北朝鮮が好きなんじゃないのという見方もしてましたが、いずれにしても「中国韓国嫌い≒保守」という印象は必ずしも全てに当てはまるというわけではないということになるでしょう。というかそう単純な見方をしてしまうとしたら多少偏った情報に接しているということでしょうから自分の情報の取り方を見直してみてもいいのかもしれません。当然ながら新卒求人倍率とか経済状況も大いに関わりますでしょうしね。

 

私の知り合いで韓国の反日的姿勢に怒ってる人で、(現時点では知りませんが)立憲民主党支持という人がいました。(立憲民主党ではありませんが)かつて民主党がどれだけ韓国に阿っていたかということは意外と知らない人も多いのかもしれません。

youtu.be

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多分この動画のようなこと知ってる人ってほとんどいないんでしょう。だから韓国嫌いでも(立憲)民主党支持なんて人が現れるんでしょう。

 

これは私の想像ですが、最近は週刊誌などの紙媒体などでも韓国批判が多くなりましたのであまりインターネットを利用しない人たちにはその影響があるのかもしれません。一方そういう週刊誌でも安倍批判は大々的に行われてるので、韓国も安倍も嫌いってことになるのかなと思ったんですがいかがでしょうか。これに関しては色んな推測が可能でしょうかね。皆さんどう思われるでしょうか?

慰安婦問題についての海外の認識の一例

イムリーではないのですが、先月末に有名な慰安婦活動家の金福童(キムボクトン)さんがなくなり、告別式が日本大使館前で行われるということがありましたね。

 

慰安婦問題の詳細については腐るほどネットにも情報がありますし、日本国内的にはほぼ議論の余地はないと思います。問題は国外的な問題ですね。例えばこの葬儀のニュースですが。

 

tw.news.yahoo.com

 

このようにニュースになっています。そして慰安婦問題について日本側の主張がニュースとして採り上げられることはありません。だいたい海外の人に聞くと韓国の態度を不可解と思ってる人でも、日本はもう謝罪して金も払ってるのになんでまだ文句言ってるの?というのがせいぜいです。彼らに多少説明しても彼ら自身がネットで調べても日本側の主張を見つけることは難しい。

 

日本政府は何をやってるんだという話です。公的な機関として簡単に見つけられるものとしては例えばこんなのがあります。

www.mofa.go.jp

 

内容も不十分だと思いますが、それは置くとしてもそもそも果たしてこんなサイト誰が見るんですかって話で、日本で言えばヤフーニュースに当たるようなもので日本側の主張が出て来るようにならなければ慰安婦に対する誤解は解けません。具体的に言えば政府の人が一部からの批判を恐れず発言するしかないんじゃないでしょうか。かつて橋下徹慰安婦のことで発言したのは一応ニュースにもなりましたから、別に日本国政府でなくてもいいのかもしれませんが。

 

上で台湾のニュースを張りましたが、親日的とされる台湾ですら日本側の主張など知ってる人はほぼいないのです。どれだけ国際的発信力が弱いんだよって話です。

 

蛇足ですがリンクでは台湾のヤフーのニュースを張りましたが、台湾のヤフーニュースは日本のほどメジャーなものではありません。

最近の韓国

一連の韓国との問題について、ここまで腹が立ったのは2012年以来でしょうか。恐らく日本は韓国との付き合いの中で歴史的に何度もこのような思いをしてきたのでしょう。

 

この期に及んで飽くまで理解し合えるよう努力をするというのは、はっきり言えば責任を取りたくない逃げでしょう。

 

そしてそのような日本人は、そう考えない日本人に対して迷惑が掛かっているということを理解していない。自分の正義感のために多くの日本人を犠牲にしてるということです。

 

これらの人たちは本人の意図に関わらず、日韓関係を悪化させるのに一役買っているとも言えます。また自分の考えが「正義であり」他の考えは自分の考えより劣ったものと考える傲慢さも見えますね。

 

本当に日韓関係を対等のものとして考えたいならば、摩擦を起こさない程度に距離を置くべき。それに気づかない人は、無意識で韓国を下に見てると思います。彼らの性向を理解してないんですから、本気で理解したいと思ってない。自分の価値観が韓国との問題を通して正しいことを証明したいんじゃないでしょうか。

 

若干文章にまとまりがなくなったかもしれませんが、言いたいことは、今回ばかりは絶対に日本はもっと強硬に主張すべきです。これまでの弱気な日本政府にも隠忍自重してきましたが、これで期待に応えてくれないとしたら、やはり日本政府は腐ってると言いたい。

 

このブログでは日韓関係に関して控えめな書き方をしてましたし、今の与党は基本的に支持してきましたが、なんでもっと強硬に出来ないのか分かりません。政府はバランス感覚が必要ですが、決断すべきときに決断できない政府は無能と罵られても仕方がない。

 

日本の官民挙げて韓国に対して遺憾の意ではなく具体的かつ効果的な制裁を加えるべきです。今それをしなければそれ以上の泥沼がまってるでしょう。歴史から学ぶべき。

韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案についての海外の認識2

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レーダー照射問題に関し韓国の公開した動画について、日本のネット上では馬鹿にする意見が多数のようです。確かに動画の内容自体は酷いものだと私も思います。しかしネット上の意見でしばしば見られるもので苦々しく感じることがあります。それは「これを公開することによって韓国は国際的に恥を晒してる」というものです。さてどうでしょうか。あの動画を見ただけで日本が悪いと思うほどバカでなくても、イコール韓国が嘘をついているとまではほとんど思わないと思います。あの動画がバカバカしいと思うのはある程度前提知識があるからでしょう。つまり動画の不出来さよりも、動画で反論したという事実が大事なのだと思います。

 

だから面倒くさいけれどもこの動画の主張に対しての反論を日本側もしなくてはいけません。別に日本側は「恥知らずな」主張をする必要はなく事実を言えばいいだけですが、ちゃんと主張することが大事でしょう。

 

少なくとも一般的に海外でこの事件はそもそもそれほど知られていないし(ニュース自体少ない)、ましてや日韓のどちらが事実を言ってるのかを確信してる人などほとんどいないということだけは言えます。私の知り合いでもよっぽどこの手の話に関心のある人以外は知りませんでした。つまり普通いないんです。この辺の事情に関しては下記のブログの通りだと思われます。

【海外ニュース情報局:調査分析】「日本ー韓国軍レーダー照射事件」海外記事がどのように報じているか。 | 海外ニュース翻訳情報局海外ニュース翻訳情報局

 

前回と言いたいことは同じなのですが、日本ネット上の見方が甘すぎてちょっと腹立たしかったので再び書かせていただきました。

soloflight.hatenablog.com

韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案についての海外の認識

防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

 

韓国海軍艦艇によるレーダー照射の件、腹立たしいことこの上ありません。やっと映像公開はしましたが、もちろんこれで一件落着になる問題ではなく、早速韓国は白々しいことを言ってるように、しばらく問題は続くでしょう。

 

岩屋防衛相 韓国軍のレーダー照射問題 “午後に映像公開” | NHKニュース

岩屋防衛相が「自衛隊が国際的な取り決めにのっとって、適切に活動していたことを国民に理解いただきたい」と語りましたが、もし今回の騒動で自衛隊に非があったなら、自衛隊防衛省、日本政府は国民からの信頼を決定的に失うことは明白でありますから、事実関係について日本の主張を疑っている日本国民は少ないと思います。

 

韓国の言い訳を埋めるという意味ではもちろん足りませんが、まあ韓国が非を認めるにはどこまでやるべきなのかは分かりません。

 

次に国際社会へのアピールということがありますが、これももちろん日本語の字幕をつけただけでは十分とは言えません。どういう情報を得てるのか分かりませんが、私のトルコ人の友人は日本が嘘をついてると思うと言っていました。もちろんそもそも他国のこのような問題に興味を持つ人は少数派でしょうし全体としてどのような認識が多いのかは分かりませんが、わずかでもこの件に関しそのように思われるというのは腹が立って仕方ありません。

 

www.youtube.com

今回の動画、早速英語版も作ってたとは意外でしたが、今回の動画はやや長いので短く編集したものを拡散したりしてもいいかも。韓国人はこれを見ても当然日本が悪いという人が多い模様。

www.youtube.com

 

外交などに関し海外発信が弱いということは多くの人が思ってることと思いますが、今回の件で日本に非があると外国で思われるとなるとちょっと酷すぎます。もちろんそれぞれの国のメディアにも大きな問題があるでしょうが、そんなことは言っても仕方ないので、内閣でも防衛省でも外務省でもいいですが、というか一体となって海外発信を重視する契機にしてほしいと思います。

ファシズムとコミュニズム~河合栄治郎による二・二六事件批判~

河合栄治郎 二・二六事件に就て

二・二六事件に対する批判は多いけれどもその一つ。河合栄治郎自由主義者でありファシズムに反対し、思想弾圧を受けた人であります(河合栄治郎事件 - Wikipedia)。短い文章なのでご興味があればぜひ。

 

○○主義というのはだいたい定義がよく分からないものも多いけどもファシズムは特に曖昧な気もします。全体主義ファシズムの違いも人によって色々あるようですが「全体主義と闘った男 河合栄治郎」という本もあるぐらいですから、まあだいたい同じように考えればいいんでしょうか。河合栄治郎自身の著書に「フアッシズム批判」ってのがあるぐらいですからそれを読みたいところですが、なんだか超高いし。。。

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いずれにしても当時の自由主義者は今の左翼のようなのとは違うようです。というか当たり前なんですが、今のリベラルと言われる人たちがおかしいのであって。例えば。

ファッシストの何よりも非なるは、一部少数のものが〈暴〉力を行使して、国民多数の意志を蹂躙するに在る。国家に対する忠愛の熱情と国政に対する識見とに於て、生死を賭して所信を敢行する勇気とに於て、彼等のみが決して独占的の所有者ではない。

国家に対する忠愛の熱情と国政に対する識見とに於て、生死を賭して所信を敢行する勇気とに於て」と言える「リベラル」が今どれだけいるんでしょうか。今の「リベラル」とは違い彼はコミュニズム批判も大いに行った人です。この二・二六事件を批判する文章にもこうあります。

或は人あっていうかも知れない、手段に於て非であろうとも、その目的の革新的なる事に於て必ずしも咎めるをえないと。然し彼等の目的が何であるかは、未だ曾て吾々に明示されてはいない。何等か革新的であるかの印象を与えつつ、而もその内容が不明なることが、ファッシズムが一部の人を牽引する秘訣なのである。それ自身異なる目的を抱くものが、夫々の希望をファッシズムに投影して、自己満足に陶酔しているのである。只管に現状打破を望む性急焦躁のものが、往くべき方向の何たるかを弁ずるをえずして、曩にコンムュニズムに狂奔し今はファッシズムに傾倒す。冷静な理智の判断を忘れたる現代に特異の病弊である。

これは良いことをいうし、当時の状況もわかっていいですね。私は今の「リベラル」の人たちも戦中なら容易にファシズムに加担したんじゃないかと疑ってます。当時の状況もわかってと書きましたが、それは例えば次の部分からも読み取れます。

左翼戦線が十数年来無意味の分裂抗争に、時間と精力とを浪費したる後、漸く暴力革命主義を精算して統一戦線を形成したる時、右翼の側に依然として暴力主義の迷夢が低迷しつつある。

ここで書かれてるように左翼が「暴力革命主義」を精算したのかはともかく、二・二六事件当時において世間的にはコミュニズムは衰退しファシズム的空気が蔓延してたってことでしょうか。

 

蛇足ですが東條英機東京裁判に於いて証言した全体主義についての言及を書いときます。昭和十五年七月二十六日付の閣議決定された「基本国策要綱」の中のある「諸政を一新し」という言葉に対する質疑応答。

キーナン検察官 

その言葉で、あなたは完全な統制の枠に入った全体主義政府の樹立ということを意味していたのですか。

 

東条証人 

全体主義」ということが何を意味するか、私にはよくわかりませんが、要するに国家が最大の力を発揮するような行政をやって行きたい。こういうことです、結論すれば。

こういうのが石原莞爾が批判する「東條には思想がない」ってことの表れのひとつなんでしょうか。「国家が最大の力を発揮するような行政」という意味では石原莞爾もあまり変わらないような気がするのだが。これは石原莞爾のことを書いたときにも書いたけども、石原莞爾の「統制主義」など、当時の右翼思想は非常に共産主義と似ていますし、私は当時の右翼に共感出来ないところは多々ありますが、ファシズムにしてもコミュニズムにしても隆盛していた当時はそれなりの時代背景があったのでしょう。