習近平新時代中国特色社会主義思想と高考

中国や韓国への過剰な配慮を日本人に求める左翼の方々は愛国心を教育することなどを否定しますが、それらの国で愛国心を教育することは普通のことであります。愛国心教育の是非はともかく、彼らは中国韓国等での愛国心教育など、日本で行われれば彼らが気違いのように批判するであろうことを伝えるのが最低限の責任ではないでしょうか。

 

例えばちょうど一年ほど前、中国共産党第十九回全国代表大会というのがあり、そこそこ日本でもニュースになりましたが、そこで決められた「习近平新时代中国特色社会主义思想(習近平新時代中国特色社会主義思想)」の内容は既に高考(大学入試)で問われる内容であり、言うまでもなくその試験に於いて習近平を批判することなどは許されません。許されないというか点数が低くなるので、そんなことする馬鹿はいないでしょう。

 

日本で仮に例えるならば、センター試験安倍晋三の思想を問う感じでしょうか。そんなことを左翼でもリベラルでもいいですが、そういう立場の日本人は許すんでしょうか。絶対に許しませんよね。海外について伝えるべきことの優先順位は色々あるでしょうから、このようなことを必ずマスコミが伝えるべきとは言いませんが、中国韓国の仲間のようにすら見える上記の方々は絶対に伝えなければダブルスタンダードと言えるでしょう。