杉田水脈氏へのバッシングと稲田朋美氏へのバッシングの違い
第4次安倍改造内閣発足以来、まあ予想通り批判が多いわけですが、よく見るのは柴山昌彦文科相の教育勅語に関することでしょうかね。上記の記事はその件を初めとして、様々な閣僚の”問題点”が指摘されております。その中でやはり暫く前から批判の嵐に晒されている杉田水脈氏に関係することも。例えば。
杉田水脈氏が国家の財産というような論は慰安婦問題に関心を持ってる保守層にはしばしば見られる言い方です。慰安婦問題について杉田氏が八面六臂の活躍をしていたことはよく知られたことであり、左翼が杉田氏を攻撃するチャンスを手ぐすね引いて待っていたことは容易に推測され、新潮の件はそのチャンスを左翼に献上してしまったとも言えるでしょう。まあこの件が最終的にどう転ぶかまでは分かりませんが。
さて、私が思い起こしたのは去年の稲田朋美氏へのバッシングです。あの件では今回の杉田氏への応援と異なり、保守層までも批判に回りました。確かに稲田氏にも反省すべき点はあったと思いますが、稲田氏が大臣に抜擢される以前は強烈に応援していた保守層も多かったと思います。もちろん大臣は、一議員の杉田水脈氏とは立場、責任も違いますし、両者には他にも色々違いがあるので単純に比較はできません。しかし「この人ならば!」と思った人ならばバッシングされてる時ほど支えるべきだと思うんですがね。まあ杉田氏は政治家と言うよりは活動家的側面の大きい人なので大臣とかにはならないと思いますが、仮になったとしたら、何かの瑕疵を見つけて見切りをつける保守層も多いのではないかと邪推してしまいます。
この先杉田氏がどう活躍されるかは分かりませんが、今応援してる人は今の気持ちを忘れないでもらいたいものです。