最近朝鮮事情について書く理由

最近朝鮮事情所感1 - 王蟲の子供

 

第一回を書いてから書くのもなんですが、これを書こうと思った理由はちょっと今の保守の一部に嫌韓や戦前礼賛の傾向が見受けられるのに警鐘を鳴らしたいというのがあります。

 

はっきり言って今の政治を見てもこれまで接したコリアンとの経験を通じても私は韓国朝鮮は嫌いですし、戦前の日本が中韓や左翼が言うほど悪いことをしたとは思ってません。しかし結局戦前の日本が第二次世界大戦の敗戦という結果を招いたことの反省はしなくてはいけない。善悪ではなく利益のためにそう思います。反省というのは悪いことをして申し訳なかったと表明することではなく、次に失敗しないためにするものでしょう。

 

そういう訳で出来れば戦前に書かれた本を読むといいのではないかと思いますね。文学以外は需要がないので手に入りやすいのは限られてると思いますけど。この「最近朝鮮事情」は短いし読みやすいし(イザベラ・バード朝鮮紀行」も面白いが翻訳文だからちょっと大変かも。出来たらそっちも纏めて書きたいけどね。)、他には石原莞爾の「最終戦争論」なんかも超短いからおすすめです。石原莞爾は当時から異端児ではあったものの、当時の空気の一端を感じることは出来るでしょう。まあ石原莞爾はかなりイっちゃってる感じですけどね。あー、そう言えば満州国シリーズを書いてたけど忘れてた。そのうち再開します。