辺野古反対の保守

在日米軍の家族 - 王蟲の子供

 

前回のエントリーを書いて思ったのだけど、やはり何か意見が合わないと全体的に敵視して全てを色眼鏡で見てしまうということはありますね。上記の件で言えば私は米軍基地反対運動してる人たちを嫌悪するあまり米兵による事件の被害者へ寄り添う気持ちというのが足りなかったかもしれません。もちろん読んでいただけば分かるように米兵の事件は責めているけれども少なくとも向こうはそう感じたでしょう。

 

左翼は一般的に弱者と言われる人たちの味方というスタンスでおりますので(実際にはそうなってない場合も多いし単に票を取る作戦だったりもするけど本当に感情移入して頑張ってる人ももちろんいる)、つい右側の人たちはそういうの全体に胡散臭さを感じ敬遠してしまいがちかもしれない。

 

しかし黒船により屈辱的外交を強いられ、第二次世界大戦で苦杯を嘗めさせられたアメリカは良かれ悪しかれ現在の日本に大きな影響があるわけで、米軍基地に反対する心情自体は理解できることでしょう。極端な人はどちら側にもおり、同じ保守に苦しめられ左翼さんから慰められた経験をした人もおります。

 

まあ前回のエントリーで書いた人ほどの場合は折り合えないとは思いますが、例えば辺野古の自然が壊されるのは嫌だなあという程度の人まで見下して敵に回すようなのは藪蛇というやつでしょう。ほとんどの人は政治にそのぐらいの知見しかないしそれを馬鹿にしては自分が現実からズレていくんでしょう。