創価学会と中国人スナックのハシゴ

你好嗎?

 

今日はなかなか濃い一日で、昼は創価学会のお花見、夜は中国人スナックのイベントと楽しんで参りました。

 

わたくし叔母が学会員なのでたまに呼ばれたりするんですよね。保守派の人はだいたい創価学会嫌いな人が多いと思いますがまあちょっと中から見るとどう見えるかというのも知っておいても良いかと思います。

 

やはり信仰的に受け入れられない点というのはあります。お題目とかご本尊に対する帰依(?)とか池田大作に対する個人崇拝とかね。もちろん学会は親がそうだと自動的にそうなるシステムなので学会員としての活動への熱心さというのも個人差が大きいし、政治的なことに関して必ずしもみな同じというわけではないです。例えば今日のお花見の地区部長さんは中韓大嫌いと言ってたし、先の大戦は植民地解放の意義もあったと思うと言ってました。

 

一つやはり感じたのは女性の政治参加への熱心さというのは一般の人より大分高いかも。よく婦人部が強いなんて言われるのは確かに強ち間違ってはいないかなと。でやはりそちらはリベラル色が強そう。それと政治家が近いですよね。今日も10人ぐらいの小さなお花見に議員さんが挨拶に来てましたからね。選挙前だからというのはあるでしょうが。それでそういう政治家さんを通して街作りなんかに意見を言いやすいですよね。まあでも今日の参加メンバーの中にもどこどこに街灯をつけてほしいと頼んだけど通らなかったけど、議員さんを通さずにやったら通ったというケースもあるようです(笑)。

 

少し前に慰安婦問題に関する陳情書を僕は出しましたが、そういうのをやるのってかなりハードルが高いですよね。多分学会員だとそういうのへのハードルは低いんじゃないかなと思います。

 

思うに信仰という点を除けば互助会のような面も大きいと思うんですよね。共産党とかも多分そうだと思うけど。宗教じゃなくても他にも例えば倫理法人会とかもそうだと思う。朝カフェなんかに参加するような人ももしかしたらそういうとこあるのかなー。これはよく知らないけど。

 

僕は保守系でもそういう町内会とか互助会みたいな仕組みを作るべきだと思うんだけどね。これは長い目でみないと無理でしょうが。分からないけど昔は町内会とか近くのお寺や神社なんかが担ってた部分を学会とか共産党とかそういうのが肩代わりしてしまってるんじゃないかと思うんですよね。

 

さて夜の中国人スナックの方ですが、僕は去年台湾に行ってから中国語(まあ台湾華語ですが)を勉強してまして、(台湾華語と中国語は基本的に同じだけど繁体字簡体字という点が違うのとあとまあちょっと違うんですが)そこでは中国語を勉強してるかわいい男の子というポジションにいまして(笑)、そこに行くときはまあ中国語をちょこっと教えてもらいます。

 

今日はお花見の時に周りに中国人がいっぱいいてその時に「錯了。錯了。」とちょっと離れたところにいた子供に言ってたのを、多分「そっちじゃないよ」って意味で言ってるのかなと思ってそれを確認したんですがあってました。やった!あと中国語を勉強するのは楽しいですって言おうとして「学中文很愉快」って言ったら「愉快」はあんま使わないで「開心」が普通かなとのこと。こういうのをエピソード記憶というのかな。忘れなさそう。

 

それから中国語の参考書とかでは大概ウェイトレスとかを呼ぶときに小姐(xiao3 jie3 シャオジエ)と書かれてますが今それを言うとダメらしいです。まあ風俗系のね…。 

 

中国語は普通話(マンダリン)が共通語ですが、そこのママとちーママは上海の人で二人での会話は上海語なので全く分かりません(笑)。で、その普通話の習得度というのも世代によって違うようで、「ゆっくり喋ってください」というのは「請説漫一点ㄦ」でいいのかと聞いたらママは普通話はちーママの方が得意だからというのでそちらに回されました(笑)。当然学校では普通話なので今は子供でも普通に普通話を喋るようで上海語というのもそのうちなくなるのかもね?台湾でも台湾語が衰退してってるように。

台灣の國語と日本の国語と色々な言語 - 王蟲の子供

 

ほんでちーママに「最近中国人が多いじゃないですか」って言ったらすごく嫌そうな顔で「多すぎる」って言ってました(笑)。ほんと多いよね。外でて中国語を聞かない日がないぐらい。嫌で嫌でしょうがないけど中国語に触れる機会が多いと考えれば僕にはよいかもっ。まあ嫌なんですけど。

 

僕は東南アジアが好きで言語も好きなのでインドネシア語が少し出来るんですが、こう色々そういう人たちと知り合って言語事情を聞くと、日本はほんと恵まれてるなと思います。

中国人ママのスナックでのフィリピン人女性との会話 - 王蟲の子供

 

インドネシアの子でenggak、enggakってしょっちゅう使う子がいて、google翻訳見ると野球って意味なんだけど、そんな野球の話が出てくるわけないしなんなんじゃいと思ってたらどうやら方言で否定を表す言葉みたい。彼女は多分自分で標準語と方言の区別もついてないと思うんだよね。フィリピンなんかの人も英語とタガログ語と翻訳サービスとかでは出て来ない多分方言なのかなってのが混ざって喋ったりする。マレーシアについては以前書きました。

マレーシアの言語事情 - 王蟲の子供

 

英語だけじゃなくいくつかの言語を勉強すると言語の重要性とかって身に沁みる。またその辺は今度。