マレーシアの言語事情

以前台湾の言語事情について書きましたが、最近マレーシアの華人とインターネットで知り合いまして聞くとマレーシアの言語事情もかなり複雑。

台灣の國語と日本の国語と色々な言語 - 保守の愚痴



そのマレーシアの彼女は日本語を勉強していて、僕の英語と同程度かなと思いますがそれを合わせると五言語話せるそうです。すごいね!って言ったらマレーシアでは普通だと。彼女の得意な言語を順に上げると

マンダリン=広東語<英語<マレー語<日本語

だそうです。家族とは広東語で話し、本はマンダリンのものを多く読み、友達とはrojak、つまり色々ごちゃ混ぜで話すそうです。なんとまあ今学習中の日本語を抜かすと公用語が一番苦手ということです(英語は1967年まで公用語で今は準公用語だそうです)。Facebookで知り合ったフィリピン人も英語とタガログ語と恐らく方言なのか、よく分からない言葉が混じってる。

台湾の時にも書きましたがこれらの国で英語が必要とされる理由の一つは大学などで専門教育をする時にその言語での本が少ないということがあるようです。日本では基本的に日本語が出来ればほとんど事足りる。これは凄いことなんだろうと思います。こういうことを為した先人にも感謝したいですね。

おまけに台湾の原住民、高砂族、正確に言うとタイヤル族の言葉を現地で習いました。ご参考までに(笑)

f:id:soloflight:20141107090520j:plain