「台湾同胞に告げる書」その後

今年の初めに習近平主席が発表した「台湾同胞に告げる書」。改めてどういう影響があったのか考えてみます。

 

すぐに台湾の蔡英文総統が反論する談話を発表してたように、台湾側は反発し、支持率の下がっていた蔡政権を助ける形にもなりました。

 

にも拘わらず中国がこれを発表したのは中国人の大事にする面子というのが我々の思うより大きいからかもしれません。当たらず障らずみたいな日本のような国ではないんでしょう。

 

その後蔡総統はTwitterで日本語での発信を多くするなど日本への秋波を送っていましたが、これに対して日本政府は当然表立って取り合うことはありませんでした。

 

水面下では知りませんが、このやり取りを台湾人に聞くと、日本は冷たいという風にも受け取れるようです。

 

ところで最近アメリカが中国を牽制するため、航行の自由作戦や台湾旅行法など重要な動きを見せていますが、必ずしも台湾人がそれを嬉しい!と言ってるのを見ることもない気がします。

 

日米は台湾を陣営として守る意志があると思いますが、台湾人にはそれはあまり伝わってないんでしょうか。なんだか孤立感を感じてるように見えます。もちろんそこには中国の宣伝戦も効果を挙げてるんでしょう。

 

例えば昨年の国民投票東京オリンピックで「台湾」名で参加するというのが否定されました。なんで?と思ったんですが、どうやら台湾という名では参加させてもらえないので選手たちが可哀想という噂が広まってたようです。

 

しかも国際関係で孤立を深めてると思ってる割に国際関係に疎い人が多い。なんかねー。ちょっと心配になってます。