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ジャカルタ州知事選討論とアホック

インドネシア

昨日ジャカルタ州知事選の討論番組を見ました。まだあまり理解できなけど単語は結構聞き取れた。Sungaiって言葉がしょっちゅう出て来て、意味は川のことなんだけど、州知事選でなんで川?と思ってたら、ジャカルタは洪水が多いらしく、昨夜の討論の主なポイントは洪水と汚職対策についてのようでした。

 

インドネシアでは汚職の蔓延が問題になっていて(インドネシアに限らないでしょうが)、腐敗・癒着・縁故主義(korupsi kolusi nepotisme)でKKNという言葉がとても一般的に使われるそうです。ちなみにインドネシア語はこの手の略語がすごく多い。

 

州知事選の有力候補のアホック(Ahok)は去年ムスリムに対する侮辱的な発言をしたという容疑で起訴され裁判中で、当時大きなデモがあったので知っている方もいるでしょうか?少ないよね。アホックに関してはこの記事が割りと正確な感じがします。

ジャカルタ市長(インドネシア)は、中国系華僑だった。 - japan-biz.com(ジャパンビズ)

 

現大統領のジョコウィの親中姿勢にはアホックの影響があるのではないかと推測してますが、これはまあ、かもしれないぐらいしかまだ分からないですね。一応当ブログでは台湾とインドネシアについてたまに書いてますが、台湾に関してはそれなりに自信があるもののインドネシアについてはまだまだです。何しろ情報が少ないし。一応色々教えてくれる友人は一人は、前回の大統領選ではプラボウォを支持してたムスリムで、もう一人はジョコウィを支持する華僑の混血なので、だいぶ言うことが違います。それほど政治に詳しいと言うほどではないし。

 

ちなみにアホックに対するデモなどを行った過激な組織にFPI(イスラム擁護戦線)というのがあります。まあイスラム過激派的な。外務省でも注意喚起してるとこみたいっす。

在インドネシア日本国大使館―お知らせ

一部引用すると

また、デモの目的は1965年9月30日にインドネシアで発生した政治事件(いわゆる9.30事件で、スカルノ大統領の失脚、スハルト大統領への権力移行、共産党員・シンパの大量虐殺へと発展した歴史的事件)にかかる最近の政府の対応及び最近の容共の動き(インドネシアでは共産主義は禁止されている)に対する批判です。

 

まあこの組織が危険なのは確かなんですが、このように反共という面もあるようです。9.30事件(G30S)というのは1965年のスカルノからスハルトへ政権が移譲した政変ですが、かなり血生臭くちょっと不明な点も多いのですが華僑に対する虐殺があったようです。この政変は日本も裏で関わっていたらしいことは前に書きました。

東南アジアにおける情報戦3 - 王蟲の子供

 

G30Sはもう半世紀も前の話ですがやはりしこりは解消されていないようで、アジア通貨危機のあった1998年にも華僑への暴動虐殺事件がありました。私の華僑の友人は当にその虐殺を見ていたそうです。まあとは言え少数派であるキリスト教徒のアホックがジャカルタ州知事選で有力候補になれるわけですがね。それ以上にKKNに対する不満の方が大きいようです。その友人もインドネシア人はレイシストが多いと言いながらムスリムの良い友人もたくさんいるそうです。まあそういうもんだよね。

 

まあもう少しましな情報を書けるように頑張りまーす\(^o^)/