震災の政治利用

もう四年前になりますか、ニューヨークに中期滞在してた間に李明博竹島上陸、天皇謝罪発言があり大変なことになってるなあと思ってましたが、今台湾におり、聞こえてくる日本のニュースはほぼ熊本の地震のことですね。

Facebookなどを見てると左翼の人は反原発の声を強めて、右翼の人は災害を政治利用するなと左翼の偽善を責めてる人が多そうです。正直に言えば両方ともかなり鬱陶しいです。

「〜を政治利用するな」というのはだいたい正論ではあるんだけど、もし有効ならばするのは当然なのです。個人的には今回のことで反原発発言する人を見ると全く浅はかだなと思いますが、反原発発言をする人は僕のような人間に対してアピールさる必要はないので僕にどう思われようがどうでもいいことです。

問題は僕のような人間にすら鬱陶しいと思われてしまう右翼の方でしょう。逆効果です。「〜を政治利用するな」というのは「戦略的互恵関係」みたいな建前みたいなものなんだから上手に利用すればよいのです。なのでもし「災害を政治利用するな」というのが上手に伝えられてるならいいのですがさて出来てますかね。

ところで台湾にいるのでついでに言いますが台湾では殆どの人が反原発のようです。聞くと台湾は小さいから事故が起きたら行くところがないとかそういうことを言う人が多かったかな。

台湾の本屋さんに行くと健康関係の本が多い感じがします。いわゆる意識高い系が多いような。意識高い系というと今は悪口に近いですがやはりリベラル方面と親和が高いかもね。正直台湾のこういうところは好きではありません。日本人よりも流行に左右される人が多いかも。今台湾の若い男子は異常に2ブロック率が高いです。