日本人拘束事件に対する日本人の反応

ちょっと話題が遅れましたが安田純平さんがヌスラ戦線に拘束されたという件に関して。

 

去年ISに殺された湯川遥菜さんと後藤謙次さんのことを多くの人が想起すると思います。今回の安田純平さんもまた色々と怪しげな人物なのでいわゆる自己責任論というのか、彼に冷たい反応が多いかもしれません。まあ僕自身もそうかな。

 

さて湯川遥菜と後藤謙次さんについて、初めは湯川遥菜がちょっとイロモノ的キャラクターで冷たい態度の人が多かった気がしますが、最終的には後藤謙次さんのお母さんの強烈なインパクトが印象に残った感じがしますね。それに対して湯川遥菜さんのお父さんは「世間に対して申し訳ない」というような発言が石堂順子さんと比較して好印象を残した感じがします。

 

ビビちゃんが日本に興味を持った理由の一つがこの件だそうです。この湯川遥菜さんのお父さんの発言とそれに共感する日本人の感性が信じられなかったと。台湾人なら「ISやっつけろ!」みたいな世論になっていただろうと。

 

この辺の国民性というのはどうなんでしょうね。個人的には北朝鮮拉致事件に対してはもっと怒っていいと思うんですけどね。去年の時もそうですが今回の件に関して政府を批判する人たちが拉致事件にに関して熱心に見えないので所詮は政治的問題な感じがして悲しくなりますな。