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蔡英文さんの当選と泛緑連盟の躍進

当ブログとしては台湾の選挙について述べないわけにはいきませんね。まずはもちろん蔡英文さんの総統当選、緑陣営(民進党など)の躍進を喜びたいと思います。

 

さてその上で少しだけ心配な点を二つ書きます。まずは日本との関係において尖閣諸島(釣魚台)の領有権が台湾に属すると言ったことに関して。このことは前からの彼女の姿勢であります。当選後この発言があったと聞いた時、なぜわざわざ今言ったのかなと思ったんだけど改めて見ると記者団からの質問への回答という形でなされた発言のようです。

この日の夜の勝利会見で、記者団から「東シナ海で起こっている摩擦について、何か計画があるか。安倍政権との関係についてはどうか」などと問われた蔡氏は、「釣魚台(尖閣諸島の台湾名)は、台湾に属しています」とコメント。ただし、「日本との関係はとても重要。なぜなら、主権論争が2国の関係に影響を与えてほしくはないからです。領有権の問題は存在するが、日本との強力な関係はこのまま続きます。これには、経済や、安全保障、文化、その他の交流が含まれ、協力を続けます」と述べた。

「尖閣諸島は台湾領」と次期総統の蔡英文氏【台湾総統選】

 

次にもっと心配なのは前回の民進党政権と同じ轍を踏まないかということ。要するに陳水扁政権では経済問題の失敗で政権を失いました。(陳水扁さんのスキャンダルもあるけど)日本の民主党は何から何までダメダメだったと思いますが思想だけではなく政権を担ったことがないことによる政権運営能力自体の欠如もあったと思います。前回の民進党政権にも同じような問題があったと思います。

 

なので今回は一昨年のひまわり学生運動の中から生まれた「時代力量」が5議席獲得したように(ビビちゃんはスペイン在住なので投票出来ませんでしたが出来たなら彼らに入れたかったそうです)独立派或いは台湾本土派が反中意識の中で勝利したのでそれ以外のことは未知数ということですね。

 

いずれにせよ今回の勝利は喜びますし日本は台湾との良好な関係を保つべきだと思いますが、どこの国に対してもちゃんと国益というのを考える日本人が増えてほしいものです。蔡英文さんは台湾人なんだから台湾の国益を考えるべきなんです。