歴史認識は名誉の問題だけではない

今ヨーロッパで問題になっている難民問題ですが、日本も他人事ではありませんね。直接的には安倍首相が金銭的な援助を表明しましたが、日本も難民を受け入れるべきだと主張する人もいるし。しかしそれとは別に今後中韓からの難民の可能性も考えないとね。

 

以前カダフィ大佐が歴史的に植民地を支配した欧米諸国が今元植民地の問題に責任を持つのは当然だというようなことを言ってたと記憶してます。ここで問題になるのは日中韓歴史認識の問題です。中韓は完全に日本に対して被害者意識を持っているので今日本に迷惑をかけても日本は文句を言うべきではないと思ってる人も多いんだろうと思われます。

 

欧米の植民地支配と日本がしたことが同じなのか、植民地支配した国の責任の取り方はどうあるべきなのか、具体的に今回のシリアのような有事が極東で起こった場合に日本はどう対応すべきか、つまり観念的な問題と具体的な問題と両方検討されなくてはいけませんね。現実的には何か起こらない限り早急な対策をとるのは難しいでしょうが何もしないよりは少しでも対策を進めるべきかと。

 

歴史認識の問題は単なる名誉の問題だけではないということで。