文化の日に考える日本の旗日
本日は文化の日ということで祝日ですね。日本の今年の祝日を挙げてみましょうか。
2015年(平成27年)の祝日
2015年1月1日元日2015年1月12日成人の日2015年2月11日2015年3月21日2015年4月29日昭和の日2015年5月3日2015年5月4日2015年5月5日こどもの日2015年5月6日振替休日2015年7月20日2015年9月21日2015年9月22日国民の休日2015年9月23日秋分の日2015年10月12日体育の日2015年11月3日2015年11月23日2015年12月23日
順番に見てみましょうか。まあ元日はいいやね。成人の日はハッピーマンデー制度が出来るまでは15日でした。これはかつて元服の儀を行った旧正月から来てるそうです。建国記念の日もいいですね。春分の日。これが子供の頃は不思議でした。春分の日というとだいたい昼と夜の時間が同じになる日ですよね。秋分の日も同じだね。しかし日の長さが一番短いのと長い夏至と冬至が祝日ではないのはなんなのか。実は春分の日と秋分の日は春季皇霊祭と秋季皇霊祭にあたります。
続いて昭和の日は昭和天皇の誕生日ですね。次に憲法記念日。みどりの日はGWを埋めるためって感じですね。子供の日に関しては端午の節句だからと思われてますがではじゃあ桃の節句も祝日にすべきだという言い分も成り立ちますわな。そもそも節句は他にもあるのでこの辺は複雑でよく分かりませんでした。
『5月5日「端午の節句」についてのうんちく』|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト
さて海の日ですがこういう事情があったようです。
海の記念日[編集]
祝日化される前は海の記念日という記念日であった。海の記念日は、1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年(昭和16年)に逓信大臣・村田省蔵の提唱により制定された。
次に敬老の日ですがこれは戦後出来た比較的歴史の浅い祝日だそうで。さて体育の日はかつての東京オリンピックの開会式ですね。本日文化の日は明治天皇誕生日。勤労感謝の日は新嘗祭。天皇誕生日は特に説明必要ありませんね。
こうしてみると名前に隠れて皇室関係の祝日が多いのが分かります。僕はハッピーマンデー制度も経済的な問題は分かるけど心情的には反対でその祝日の意味が薄まってしまうからです。ハッピーマンデーでなくても文化の日って何?ってただのお休みとしか考えないし、だから「明治の日」にしようという動きもありますね。いずれにしても祝日というからには何を祝うのかはっきり分かったほうが良いとは思いますわな。なぜこういう皇室関係の深い関係のある日であることをぼかすのかいろんなやり取りがあったんでしょうなあ。