名張毒ぶどう酒事件冤罪説の裏で

冤罪を訴えていた死刑囚が獄死した事件。

窓外に思いはせ46年=「自分の脚で出る」―名張毒ぶどう酒事件・奥西死刑囚 (時事通信) - Yahoo!ニュース

冤罪なのかどうなのかもちろん僕には分かりませんが、こういう場合だいたい冤罪を訴えている方に同情が集まるもので。僕は見たことはないんだけどこの事件を扱ったドキュメンタリーなんかでもこの奥西勝死刑囚に都合の悪い面は描かれないことが多いそうです。推定無罪の原則から言えばまあ分からなくもないし、冤罪をどう防ぐかというのは大切な問題ですが、これが冤罪でなかったらどうなのかということも考えておきたいものです。

 

二年前のヤフー知恵袋での質問への回答がなかなか興味深かったのでご紹介。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

特に気になるところを引用すると

その一方で、ネット上では特定の村民の名を挙げて、○○が犯人だと書き込むという、常軌を逸した誹謗中傷行為が続発していて、スマイリーキクチ氏中傷事件より数段悪質なデマが飛び交っています。

私が質問したかったのは、この中傷者達の素性です。

恐らく、奥西死刑囚の冤罪を訴える人達の仕業だと思うのですが、あまりに度を越していて、事件に関して関係者達がそっとしておいて欲しいと考えて名誉棄損で訴えないであろう事を良い事に、実名入りで犯人であると中傷する事は、犯罪行為である事もさる事ながら、人間として許されざる行為であると考える為です。 

 全くこの回答者さんの言うことに同感で、犯罪そのものもさることながら、冤罪を主張してる人の中にこういうのを飯の種にしてる連中もいるはずで、上記のようなことをするのは本当に本当に許しがたいですね。しかも正義を装ってしてるわけでしょう。

 

もやもやしたところの残る事件ですが、報道に隠れてこのようなことが行われていたということ、そして他の事件でもこういうことをしてる人たちがいるであろうことは知っておきたいですね。