階級闘争史観的思考はもうやめよう

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Facebookなどを見ているとたまにこういうのが流れてきます。まあうまいこと言ってるなとかなるほどねというのもあるけど、これなんかはどうでしょうね。結構「そうだよね」って思う人も多いと思うんだけど、真面目にやってる政治家さんに失礼だよね。政治家を監視するというかよく見守るのは大事だけど徒に政治不信を煽っても仕方ない。この場合だったら具体的に誰がそういうことをしたのか書いてほしいわね。例えば僕は先日「戦争法案反対!」ってやってる人らに「戦争法案じゃねえぞ!」って野次ったら「ありがとう!」と言われました。繰り返します。「戦争法案反対!」ってデモをしてる「一般市民」を野次ったら「ありがとう!」って言われました。政治家を徒に蔑むのはむしろ政治家の質を下げると思いますね。

 

周りの左翼的な人を見ても思うに、力を持ってるものや公的なものに対する不審や憎悪がすごい。搾取するものとされるものという階級闘争史観に通じるね。そういう風にしか見れないから強者を必ず悪いものと見る。アメリカに対してとかね。確かにアメリカは戦争狂とも言える国だとは思うけど、一定の力を持つものは必要なんだよね。それだけにもちろん強者には責任があるわけですが。だからエッチくんはオバマが引いたことによって中東でのパワーバランスが崩れて騒乱が大きくなったことに対して怒ってました。

 

単純に強者を倒せば良くなるという幻想はいい加減捨てて欲しいけれども戦争法案反対とか言ってる人たちは盲目的に結論ありきで見てるからな。共産主義の亡霊は未だに世界を覆ってますな。共産主義がどれだけの被害を人類に与えたか歴史を見れば明らかでしょう。歴史というのは本当に重要だね。