臺灣のビビちゃん来日!

スペイン在住台湾人のビビちゃんが来日、色んなとこに行きましたが、気が使えてほんとにいい子だ。まあ今までもだけど、ヨーロッパにいる台湾人という視点からいろいろ見えることを聞くのは面白い。

 

例えば僕は彼女に日本に来る時は台湾人であることをアピールしたら親切にしてくれるよ、って言ったら「じゃあI'm from Taiwanese」とか書いたTシャツでも着てこうかな」と冗談を言ってましたが、なんとヨーロッパではアメリカ人はCANADAとか書いてるTシャツ来たりシてカナダ人の振りをするらしいです。まあ要するに嫌われてるんだって。煩くてマナーが悪く、日本でいう中国人みたいなもんじゃないかって言ってた。

 

ヨーロッパの国同士の関係も全部は忘れたけど例えばスペインやイタリアはフランスが嫌いなんだってスペインとイタリアはお互いよい関係らしい。だいたいのとこはドイツが嫌いだって。特にイギリスは。フランスはフランス自身と日本だけが好きだって(笑)。他の国がドイツが嫌いなのはヒトラーのせいだと言うのでそれはあまりに不公平ではないかと言ったら、結局憎む相手が必要なんだろうって。聡明な子だね~。

 

ナチス・ドイツやったこと良いこととはもちろん思いませんがそれにも歴史的流れがあった上での話だし、ドイツにしても他のヨーロッパにしてもナチスのせいだけにしてる態度は真摯に歴史に向き合ってるとはとても言えんからなー。

 

翻って戦前の日本も全て完璧であったはずはないので悪いこともしたと思いますが、所謂本気で自虐史観に染まっている人をこの目で見てしまうと、あまり使いたくないけど「洗脳」という言葉が浮かんでしまう。あらゆる日本の悪事というか突っ込めるところはすべて突っ込む。よい所は無視か邪推。悪い人もいたけど後付とも言われるけど中にはアジア解放を信じて戦った人もいるし、じゃあ当時どうする選択肢があったのか、そしてそうしてたら例えば石橋湛山の植民地放棄論とかを実行してたらどうなるか、考えてもいいけどね、少なくとも当時の世界情勢を勉強した上で言ってほしい。

 

なぜ日本ばかり日本人が責めるのか、多分自分自身では日本の良心だと思ってるんだろうからなー。まあ発狂してるのは追い詰められてる証拠なのかなーと思うと、今まで保守がどれだけ屈辱に耐えてきたのかを考えるとそっちの番だぜって気もする。なんて感情的にならんようにしないとね(笑)。

 

ビビちゃんは日本に来たのは2回めなんだけど、日本に来ると臺灣は日本と中国のミックスカルチャーなんだなと発見することが多く驚くことが多々あるそうです。僕が臺灣行った時の印象は色んなアジアのミックスカルチャー+昭和のころの日本のイメージかなー。