駐屯地モニター

私今年度の国政モニターになりましたが、とある自衛隊駐屯地のモニターにもなりました。別に軍事オタクじゃないので戦車の説明されて萌えるわけじゃないんですが(笑)。まあ縁があったということと実際に自衛隊の人たちがどういう感じなのかというのを知りたいという理由でしょうか。

 

自衛隊第一師団創立五十三周年、練馬駐屯地創立六十四周年記念式典 - 王蟲の子供

先日書いたように自衛隊の中でも危機感を持っている人もいるのは間違いないですが、もっと肌で触れて感じるものがあればとね。噂では半分ぐらいはノンポリで半分ぐらいは危機感持ってる派といことを聞きましたが、まあ今回初めて行ったぐらいでそんなことは分かりませんわよね。そのうち仲良しさんでも出来たらいいかな。

 

まあ単純に普通乗れないものとかに乗れるだけでも貴重な経験ではあるわね。これはLAVと言われる軽装甲機動車ですね。原発事故の時にも活躍した非常に密閉性の高いものだそうです。細かいことは機密なので言うなと言われておりますのでこれ以上は(笑)。あと今回は高機動車というのにも乗ったけど四輪が同時に動くのでほぼ90度に近い曲がり方が出来て面白かった。プチミリオタでもあるエッチ君はヒトマルぐらい乗せてもらえと言ってましたがそんな機会もあるんでしょうかねー。ヒトマルの優秀性については質問して聞いてきましたがまあこのブログでそんなん書いてもしょうがないわね。

 

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ちょっとかわいそうだなと思ったのはかなり備品とかも貧弱というのか通された部屋も冷房まだつけられないとかね、宿舎もすごく熱くて床で寝てるとかいう人もいました(笑)。戦車とかそういうのも普通の国なら10年に1回ぐらい入れ替わるのに日本の場合は予算の都合上20年に1回ぐらいしか出来ないみたいね。武器とかのことならともかく日常の備品とかそういうのについてはなかなか知る機会もないだろうから書いてみました。自衛隊への理解が深まり改善されるといいですね。

 

今日はそういう担当者だからというのもあるだろうけどとても気さくな感じの人たちでまた行くのが楽しみになりました。

 

追記:国政モニターの意見でちょうどこういうのがありました。

防衛省の防衛モニターとして、私はある駐屯地を視察した。驚いたことは、トイレにトイレットペーパーが無かったことだった。トイレットペーパーは配給制であり、無くなれば終了。必要であれば、隊員自身が購入して使用しているという惨状だった。国防の基礎である自衛隊員を守れないとはいかがなものかと思います。防衛予算とは一体何か。何が必要で何が不要なのか。予算配分を今一度見直す時期なのかもしれない。人間は生物学的にヒトであり、ヒトは時として法を守れず、我が国を侵略しようとする国に対し、思いとどまらせるための抑止力こそが、自衛隊を含めた我が国の防衛政策の要であるが、国会や世論などで議論を繰り返される様子は、上ばかりを見過ぎ、肝心の足下を見忘れているのではないかと思う。必要な時は利用し、不要になれば処分する。我が国の国民性の身勝手さの象徴である、保健所のドリームボックスを想像してしまった。

http://monitor.gov-online.go.jp/report/kokusei201505/detail.php?id=549291