自衛隊第一師団創立五十三周年、練馬駐屯地創立六十四周年記念式典

今日は自衛隊第一師団創立五十三周年、練馬駐屯地創立六十四周年の記念式典に行ってきました。

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その中で当然式辞、祝辞とあるわけですが、意外だったのが第一師団長の式辞が思った以上に時事問題に踏み込んだ内容だったことです。クリミア編入などの力による現状変更やテロリストの蔓延に対して国連安保理が機能していないとか安保法政の整備を望むとか。

 

小池百合子防衛大臣も来ていたんだけど、彼女は、自衛隊の好感度が調査依頼最高を記録したのを喜ぶとともにその評価の対象が災害時の派遣に対するもので、本来の国防というのが二位であることは少し残念だと。

 

とにかく自衛隊第一師団長という現場の人の具体的な発言というのを聞く機会がないだけに、こういうことまで言うんだなあというのが驚きだったのと、現状に自衛隊自体も危機感を持っているんだなということが確認出来ただけでも行った甲斐がありました。

 

師団長は「愚直たれ」と訓練に励むよう強調してました。しばしば自衛隊は練度が高いと言われるけど実際どうなのか、日本の電車の時間が正確なことなどから考えると、まあ普通に日本基準でやってるなら他国より高くなるんでしょうね。

 

副都知事も来てたんだけど逆に都知事が来てたら興ざめだったかもね(笑)。あと門の前で労組の人たちが反自衛隊のチラシを熱心に配っておりました。