海外からのニュースに信憑性はあるのか

アングル:安倍政権への批判後退か、メディアの自粛ムード強まる | Reuters

 

最近海外のメディアから安倍政権を暗に批判する記事が多いですが、これを日本のメディアが利用するという構図がよく見られます。安倍政権の批判はそもそも自粛ムードになっていませんが、安倍政権を批判するメディアを批判する人が増えているというのが実態でしょう。政権側が言論弾圧をしてるわけではなく民間からメディアが批判されているだけ。

 

そしてこういう風に海外からの声という形で伝えるのが日本人の弱いところをついてるのかな。海外のメディアだっていい加減なものだと日本人も気づくべき。最近よく外国特派員協会で記者会見する人をよく見ますね。これは二重の構図になってると思います。まず海外に発信する意図。そしてそこから逆輸入という形で日本へ返す意図。まあ複雑とも言えない割りと単純な構図ですがそれが世界の世論と勘違いしないようにしたいです。一方メディアが世論を作るというのも間違いないので甘くも見ないほうがいい。めんどくさいね。

 

情報戦というのはそれほど巧妙でなくても意外と効果があったりもすると思う。Wikipediaに書いてあることを引用しますが未だにどこのマスメディアもやってることじゃないでしょうかね。むしろこれらを駆使できないようではマスメディアとは言えないのかもしれないね。

アメリカの宣伝分析研究所英語版はプロパガンダ技術を分析し、次の7手法をあげている[6]

  1. ネーム・コーリング - レッテル貼り。攻撃対象となる対象をネガティブなイメージと結びつける(恐怖に訴える論証)。
  2. カードスタッキング - 自らの主張に都合のいい事柄を強調し、悪い事柄を隠蔽する。本来はトランプの「イカサマ」の意。情報操作が典型的例。マスコミ統制。
  3. バンドワゴン - その事柄が世の中の権勢であるように宣伝する。人間は本能的に集団から疎外される事を恐れる性質があり、自らの主張が世の中の権勢であると錯覚させる事で引きつける事が出来る。(衆人に訴える論証
  4. 証言利用 - 「信憑性がある」とされる人に語らせる事で、自らの主張に説得性を高めようとする(権威に訴える論証)。
  5. 平凡化 - その考えのメリットを、民衆のメリットと結びつける。
  6. 転移 - 何かの威信や非難を別のものに持ち込む。たとえば愛国心を表彰する感情的な転移として国旗を掲げる。
  7. 華麗な言葉による普遍化 - 対象となるものを、普遍的や道徳的と考えられている言葉と結びつける。

プロパガンダ - Wikipedia