対岸の火事ではないヨーロッパのイスラム問題


ヨーロッパのイスラム教は、なぜ今まさに重大な局面を迎えているのか | Akbar Ahmed

以前のエントリーでは風刺画テロに関して言論の自由という点から書きましたが、今回は文明の衝突或いは移民問題という観点から。

 

さてイスラムの問題についてあまり深くは知らないので(というかかなり理解しづらい問題だと理解してます)この記事の妥当性は保留しておくけど、色々考える参考にはなります。

 

ここで書かれてるようにドイツは例外として、イギリスは南アジアから、フランスはアルジェリアからと、それぞれ植民地支配したところから移民を多く受け入れている。それは過去に植民地支配したことにより移民する側が当然の権利と思っているところがあるようで。また受け入れ側もそういう負い目があるらしいとイギリス在住の友人から聞いたことがある。

 

日本で考えると、日本は中国を植民地にはしていませんがそのような被害者意識が中国人の多くにあることは間違いないし、日本人の多くも日本が侵略したという前提を受け入れてるのでそういう意味では似てる。自虐史観の問題は一旦置いときます。

 

さてエッチ君がずっと言ってることとして、所謂極東有事なるものが起こったとしてそれが日中での戦争という形になるよりも現実的な線として、中国の崩壊による大量の難民を心配しています。確かに今の日本の法整備では十分な対処は望めませんわね。

 

現在日本の民間保守の間では移民政策に対する警戒感が強くありますが、それ以前に今も甘々の入管法などその辺の法整備にも強い関心が必要かもね。それ以外の意味でもイスラムの問題は全く対岸の火事では済まないのだけど長くなるからまたに譲るのでR。