メディアの嘘を見抜く目

世の中に出てくる書籍にまさか読む価値の無いようなものがあるとは若かりし頃は疑わなかったが実は全くゴミとしか言えないような本が世の中に溢れていることにいつしか気づいたというようなことは何十年も前に岸田秀の本で書いてありましたが、これはもちろん本だけでなく、テレビ、映画、今はインターネットの記事などにも同様に当てはまるものです。

 

ではどうやってそれを見分ければいいのか。もしかしたら初めは乱読が必要なのかもしれません。感覚的に分かる人もいるかも。有名な人でも適当な事を恥ずかしげもなくいうことを知ってほしい。もちろんだれしも間違いはあるけどさ。

 

とにかくまずその人のこれまでの言動、人脈なんかは非常に大きなチェックポイント、どこの出版社から出したかとかね。内容以上に重要な場合が多いよ。結構今はそういう意味ではかんたんなのさ。

 

かつて難解な文を読んでこいつは何を言ってるんだろうと理解できない自分の未熟さを責めたものだけど大間違い。あんな駄文を理解できたらどこかで勘違いしてるはず。自分の肌感覚を見分けるのも大事だね。だいたい長くて読んでられなくなる文章に多い。よく分からんけどいっぱい書いてるからそうかなーみたいな。ほんとはもうその時点で読者を引きつけれられなかった著者の負け。肩書やら何やら権威に騙されちゃダメだぜ。