歴史とかっこいい生き方

友達のエッチ君に言われました。「お前は山中鹿介(僕の大好きな武将)に感謝すべきだ」と「かっこいい生き方を知っているということはかっこ悪いことを知っていることだ」と。戦前は国語読本にも載っていた山中鹿之介。今は歴史好きの人以外にはほとんど知られていないんでしょう。真田十勇士というのは聞いたことあるでしょうが尼子十勇士というのもあるんですよ。とにかく忠臣の鏡として有名です。エッチ君は織田信長が好きなんですけどね。

 

破綻した唯物論の亡霊のようなものを未だになんとなく信じてる人は多いんでしょうね。彼らには先人の魂なんて言葉は全く響きませんよ。僕の友達も先人に感謝しないのかと聞けばしてると答えるけど絶対にしてないと断言できるね。本当にしてたら先の大戦のことを知って簡単に「感謝してる」なんて言葉で済ませられるはずがないんだから。皆さんも機会があったら普通の博物館感覚て友達を遊就館にでも誘ってみるといいよ。それで何も感じない奴とはもう理解し合うことは諦めてもいいかもしれない。

 

先人に感謝できない人が未来の人に感謝されるはずがない道理で彼らの人生は虚しくないだろうかね。まあそういう生き方にケチを付ける気はないけど寂しい生き方だと思うよね。保守になった人は皆さん、憤りを感じたり友人を失ったり仕事に支障が出たり、人によっては自分の余暇や金を使ってまで活動する人が多いだろうけど、きっと心の充実感は以前よりあるんじゃないですか。それだけで俺は幸せですよ。本当に良かったと思ってます。